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Wireless LAN USB-11 mini
取扱説明書
http://www.corega.co.jp/
PN J613-M7287-00 Rev.A 020830
6 はじめに
はじめに
この度は「corega Wireless LAN USB-11 mini」をお買い上げいただきまして誠にありが
とうございます。
本マニュアルは本製品を正しくご利用いただくための手引きです。
必要な時にいつでもご覧いただくために、保証書とともに大切に保管くださいますようお
願いいたします。
ドライブ名「A:」「C:」「D:」
本書では、ドライバーのインストール作業を行うパソコンの機種として「AT互換機/PC98-
NXシリーズ」を想定しています。
「AT互換機/PC98-NXシリーズ」では、ドライブ名として下記を仮定して説明しています。
本書の記述内容と使用するパソコンのドライブ名が異なる場合は、読み替えてください。
・フロッピーディスクドライブ·················A:
・起動ドライブ(ハードディスク)···············C:
・CD-ROMドライブ·····························D:
本製品の最新情報
本製品に関する 新情報(ファームウェアのバージョンアップ情報など)は、弊社のホーム
ページでお知らせします。
無線LANに関する情報や活用例などもご紹介しておりますので、是非、弊社のホームペー
ジをご覧ください。
corega のホームページ http://www.corega.co.jp/
本書の読みかた 7
本書の読みかた
各ページの構成と記号について説明します。
章見出し
注意
操作中に気をつけてい
ただきたい内容です。
必ずお読みください。
メモ
補足事項や知っていた
だきたい内容です。
中見出し
小見出し
ページ
M このページは、取扱説明書の読み方を説明しています。
実際のページ内容とは異なります。
3 コンピューターへの接続
USB-11 mini をコンピューターに接続し、ドライバソフトウェアをインストールする手順
について説明します。
A Windows98/Me/2000 については、事前に管理用のソフトウェアをインストールして
おいてください。
M ユーティリティーディスクにはドライバーソフトウェアが格納されており、各 OS
毎にフォルダが分けられています。
・Windows98 用 「\Drivers\W98」フォルダ
・WindowsMe 用 「\Drivers\WME」フォルダ
・Windows2000 用 「\Drivers\W2K」フォルダ
・WindowsXp 用 「\Drivers\WXP」フォルダ
3-1 Windows98/Me の場合
機器の接続
ユーティリティ CD-ROM を、コンピューターの CD-ROM ドライブに挿入してくだ
さい。
M メニューが表示された場合は「Exit」をクリックして終了させてください。
USB-11 mini の USB コネクタを、コンピューターの USB ポートに差し込んでく
ださい。
A USB ポートの位置はマシンによって異なります。
間違って装着すると本製品やコンピューターの故障の原因になります。
カード装着の際は、必ずコンピューター付属の説明書を参照して操作を行っ
てください。
20 コンピューターへの接続
8 目 次
目 次
はじめに ····························································6
ドライブ名「A:」「C:」「D:」 ········································6
本製品の 新情報 ····················································6
本書の読みかた ······················································7
目 次 ······························································8
1 製品の概要····································· 10 1-1 特長 ·······························································10
1-2 パッケージの確認 ···················································11
1-3 各部の名称と機能 ···················································12
1-4 無線 LAN について ···················································14
無線 LAN を構築する要素 ·············································14
相互接続性 ·························································15
1-5 通信モードを使い分ける ·············································16
パソコンを、無線で有線 LAN に接続する(Infrastructure モード)·········16
パソコン同士を、無線のみで接続する(802.11AdHoc モード)··············17
2 ソフトウェアのインストール····················· 18 2-1 インストールの準備 ·················································18
2-2 インストールの開始 ·················································19
3 パソコンへの接続······························· 21 3-1 Windows98/Me の場合·················································21
3-2 Windows2000 の場合··················································25
3-3 WindowsXP の場合····················································30
3-4 ソフトウェアのアンインストール ·····································35
3-5 無線アイコンの表示について ·········································36
目 次 9
4 無線設定を行う································· 37 4-1 Windows98/Me/2000 の場合············································37
4-2 WindowsXP の場合····················································46
5 トラブルシューティング························· 50 5-1 ドライバーのトラブル ···············································50
「デバイスマネージャ」に本製品が正しく表示されない ···················50
5-2 デバイスマネージャで「×」が付く ···································51
Windows98/Me の場合·················································51
Windows2000/XP の場合···············································51
5-3 「マイネットワーク」に他のパソコンが表示されない ···················52
5-4 他の無線 LAN 機器と接続できない ·····································52
付録·············································· 53 A 製品仕様 ···························································53
B 工場出荷時の設定 ···················································54
C MAC アドレスについて················································54
D 用語集 ·····························································55
E 保証と修理について ·················································57
保証について ·······················································57
修理について ·······················································57
F ユーザーサポートについて ···········································58
corega Net-News の購読について······································58
調査・修理依頼書のご記入のお願い ···································59
新ファームウェアの入手方法 ·······································60
G おことわり ·························································61
10 製品の概要
1 製品の概要
1-1 特長
corega Wireless LAN USB-11 mini(以下、「USB-11 mini」と略します)は、次の特長を持
つ、USB接続型無線LANアダプターです。
・無線LANカード、および無線LANアダプターを搭載したパソコン同士の無線通信を実現し
ます。
・2.4GHz帯の省電力通信システムを使用しているため、無線免許が不要です。
・ワイドな接続性
無線LAN規格IEEE802.11、IEEE802.11b準拠により、同規格準拠の他社製品(ルーセント
テクノロジー製チップ搭載製品など)との接続性を提供します。
また、無線上での通信速度11Mbpsを実現します。
M coregaホームページで接続性情報を提供しています。
(http://www.corega.co.jp/)
・ノイズに強いDS-SS方式
DS-SS方式(直接拡散スペクトラム拡散方式)は、特定の広い(2.4GHz帯域)周波数を同時
に使用して通信するため、他の信号の干渉を受けずに交信を行って、ノイズの影響を受
けにくい通信を可能にします。
・アクセスポイントを使用して、既存の有線LANと無線LANを統合したネットワーク環境の
構築を実現します。
M アクセスポイントは別売です。
・通信可能距離は、 大で屋外150m/屋内50mを実現します。
M 送信速度11Mbps時の通信可能距離:屋外60m/屋内30m
・配線の必要がないため、複数のパソコンの設置や移動を簡単に行えます。
・USBポートが装備されているPC/AT互換機、NEC PC98-NXシリーズに対応しています。
・USBバスパワー対応により、パソコン本体から電力を供給するため別途電源を用意する
必要がありません。
・Plug&Play機能に対応しています。
A Plug&Play機能は、対応しているパソコン、オペレーティングシステム(OS)、
およびドライバーをお使いの場合にのみ、使用することができます。
・ホットスワップ(活線挿抜)に対応しています。
A ホットスワップ(活線挿抜)は、対応しているパソコン、オペレーティングシス
テム(OS)、およびドライバーをお使いの場合にのみ、使用することができます。
製品の概要 11
1-2 パッケージの確認
本製品パッケージの内容は次の通りです。
M 下記以外に添付紙が同梱されている場合があります。
お買い上げ商品についてご確認いただき、万一不足するものがございましたら、お手数で
すが弊社サポートセンターまでご連絡ください。
S/N Rev
corega Wireless LAN USB-11 mini 本体×1個
取扱説明書×1個
(製品保証書付き)
ユーティリティーディスク×1 枚
マジックテープ×1セット
(本体固定用)
シリアル番号シール×3 枚
12 製品の概要
1-3 各部の名称と機能
表面
① Power LED USB-11 miniへの電源供給状態を示します。
点灯:電源が供給されています。
消灯:電源が供給されていません。
② Link LED LEDの点滅によって、通信状態が確認できます。
点滅:通信が行われています。
③ USBコネクタ パソコンとの接続を行います。
①Power LED
②Link LED
③USB コネクタ
製品の概要 13
裏面
③ 警告ラベル
本製品を安全にご使用いただくための、重要な情報が記載されています。
必ずお読みください。
④ シリアル番号ラベル
本製品のシリアル番号(製造番号)とリビジョンが記入されています。
同一シリアル番号のラベルが3枚同梱されており、パッケージ(外箱)にも貼付されてい
ます。同梱されているシリアル番号ラベルの内1枚を「製品保証書」に貼付してくださ
い(残る2枚は、予備です)。
シリアル番号とリビジョンは、ユーザーサポートへ問い合わせていただく際に、必要
な情報です。
⑤ MACアドレスラベル
本製品のMACアドレスが記入されています。
③ 警告ラベル
④ シリアル番号ラベル
⑤ MAC アドレスラベル
M 本製品に内蔵されているLANカードには、 記号が表示されています。
この表示は次の内容を意味しています。
使用周波数帯域 2.4GHz 帯
変調方式 DS-SS 方式
想定干渉距離 20m 以下
周波数変更の可否 全帯域を使用し、かつ「構内局」あるいは「特小局」帯域を回避可能
14 製品の概要
1-4 無線 LAN について
無線 LAN を構築する要素
無線LANはステーションと、アクセスポイントから構成されます。
・ステーション
無線LAN機器(USB-11 miniや無線LANカードなど)を装備したパソコンやプリンターなど。
・アクセスポイント
無線LANと有線LANとを接続するための機器。
M USB-11 miniはパソコンに装着し、ステーションとして使用できます。
↑ 無線 LAN
↓ 有線 LAN
ステーション
ステーション
アクセスポイント
製品の概要 15
無線LANでは、ステーションとアクセスポイントの組み合わせにより、次の2種類のネット
ワーク形態を構築することができます。
・AdHocモードの無線LAN
ステーションだけで構成されており、ステーション同士で相互に通信が行われるタイプ
のネットワークです。
・Infrastructureモードの無線LAN
有線LANの一部に接続されたアクセスポイントを通して、ステーションと有線LANとで、
またはステーション同士で通信が行われるタイプのネットワークです。
M USB-11 miniは動作モードを切り替えることにより、どちらのネットワーク形態
にも使用することができます。
本製品では、Infrastructureモードと802.11 Ad-hocモードにのみ対応していま
す。
相互接続性
USB-11 miniは「IEEE802.11」および「IEEE802.11b」と呼ばれる無線LANの規格に準拠し
ており、同じ規格に準拠した他の無線LAN機器とも相互に通信を行うことができます。
M 一部機能に制限が生じたり、接続できない場合もあります。
M 相互接続の実績についての詳細は、coregaのホームページで順次公開いたします。
(http://www.corega.co.jp/)
AdHoc モードの無線 LAN Infrastructure モードの無線 LAN
16 製品の概要
1-5 通信モードを使い分ける
ここでは、それぞれの通信モードにおいて、USB-11 miniをどのようにLANに接続できるの
かを説明します。
パソコンを、無線で有線LANに接続する(Infrastructureモード)
無線LANを経由してインターネットにアクセスしたい場合や、すでに有線LANが存在する場
合などに構築するネットワーク形態です。
個々のステーションでは、必ずアクセスポイントを経由して通信が行われます。
A AdHocモードに設定した無線LAN機器は、アクセスポイントとは通信できません。
M アクセスポイントは、別途ご購入いただく必要があります。
ステーション
ステーション
アクセスポイント
ルーターなど
← インターネットへ
↑ 無線 LAN
↓ 有線 LAN
製品の概要 17
パソコン同士を無線のみで接続する(802.11AdHoc モード)
USB-11 miniなどの無線LAN機器のみで構築するネットワーク形態です。
A 有線LANと接続することはできません。
A 802.11AdHocモードに設定した無線LAN機器は、アクセスポイントとは通信できま
せん。
A 本製品は、802.11AdHocモードのみサポートしています。
AdHocモードのクライアントとは、接続できません。
次図に示すように、ステーションのみでネットワークを構築する際に、使用してください。
USB-11 mini をとり付けた
デスクトップ PC
USB-11 mini をとり付けた
ノート PC
無線 LAN インタフェースを
接続したプリンタ
18 ソフトウェアのインストール
2 ソフトウェアのインストール
USB-11 mini の設定を変更するためのソフトウェアを、ユーティリティ CD-ROM からイン
ストールする必要があります。
A Windows XPをご利用の場合は、同等の機能がWindows XPに装備されているため、
インストールの必要はありません。
A OSがプリインストール版でない場合には、本製品が正常に動作しないことがあり
ます。
2-1 インストールの準備
ソフトウェアのインストールには、本製品以外に次のものが必要となります。
・次の条件を満たすパソコン
Windows98/Me/2000をインストールしている
CD-ROMドライブが装備されている
USBポートが装備されている
A パソコン購入時に、OSがプリインストールされている場合は、バックアップ
CD-ROMが付属しているかどうかを確認してください。
バックアップCD-ROMが付属していない場合は、安全のため必ずフロッピーディス
ク等にOSなどのバックアップをとった後でドライバーのインストールを開始して
ください。
バックアップ方法についての詳細は、パソコン付属の取扱説明書を参照するか、
またはパソコンメーカー等にお問い合わせください。
A ハードディスク内のデータは、必ずフロッピーディスク等にバックアップを
とった後で、インストールを開始してください。
特に重要なデータについては、必ずバックアップをとられることをお勧めします。
また、いかなる場合でも、データが消失または破損したことによる損害につい
ては、弊社はいかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
M 基本的な操作は、Windows98/Me/2000で共通です。
差異のある操作等に関しては、該当の記載内容を参照してください。
ソフトウェアのインストール 19
2-2 インストールの開始
USB-11 mini用ソフトウェア(ドライバー、ユーティリティー)をWindowsにインストールす
る方法について説明します。
A Windows2000の場合は、「Administrator」またはAdministratorグループのユーザ
名でログインしてください。
ユーティリティーディスクをパソコンのCD-ROMドライブに挿入してください。
マイコンピュータから、CD-ROM内の「setup.exe」をダブルクリックしてくだ
さい。
次へ(N) をクリックしてください。
クリック
ダブルクリック
20 ソフトウェアのインストール
インストール(I) をクリックしてください。
完了(F) をクリックしてください。
再起動を促すメッセージが表示された場合は、 はい(Y) をクリックしてく
ださい。
インストールが完了します。
クリック
クリック
クリック
パソコンへの接続 21
3 パソコンへの接続
USB-11 mini をパソコンに接続し、ドライバソフトウェアをインストールする手順につい
て説明します。
A Windows98/Me/2000については、事前に管理用のソフトウェアをインストールし
ておいてください。
M ユーティリティーディスクにはドライバーソフトウェアが格納されており、各OS
毎にフォルダが分けられています。
・Windows98用 「\Drivers\W98」フォルダ
・WindowsMe用 「\Drivers\WME」フォルダ
・Windows2000用 「\Drivers\W2K」フォルダ
・WindowsXP用 「\Drivers\WXP」フォルダ
3-1 Windows98/Me の場合
ユーティリティCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブに挿入してください。
M メニューが表示された場合は「Exit」をクリックして終了させてください。
USB-11 miniのUSBコネクタを、パソコンのUSBポートに差し込んでください。
A USBポートの位置はマシンによって異なります。
間違って装着すると本製品やパソコンの故障の原因になります。
装着の際は、必ずパソコン付属の説明書を参照して操作を行ってください。
22 パソコンへの接続
Plug & Play機能によって本製品が自動的に検出されます。
「ドライバの場所を指定する」を選択し、 次へ> をクリックしてください。
「検索場所の指定(L)」のみにチェックを付け、 参照(R) をクリックしてく
ださい。
選択
クリック
選択
クリック
パソコンへの接続 23
ユーティリティCD-ROMのドライバが格納されているフォルダを選択し、
OK をクリックしてください。
・Windows98用 「\Drivers\W98」フォルダ
・WindowsMe用 「\Drivers\WME」フォルダ
次へ> をクリックしてください。
選択
クリック
クリック
24 パソコンへの接続
次へ> をクリックしてください。
完了(F) をクリックしてください。
M インストールが正常に完了すると、タスクトレイに無線LANアイコンが表示
されます。
クリック
クリック
パソコンへの接続 25
3-2 Windows2000 の場合
A Windows2000でインストールを行いたい場合は、「 Administrator 」または
Administratorグループのユーザ名でログインしてください。
ユーティリティCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブに挿入してください。
M メニューが表示された場合は「Exit」をクリックして終了させてください。
USB-11 miniのUSBコネクタを、パソコンのUSBポートに差し込んでください。
A USBポートの位置はマシンによって異なります。
間違って装着すると本製品やパソコンの故障の原因になります。
カード装着の際は、必ずパソコン付属の説明書を参照して操作を行ってくだ
さい。
26 パソコンへの接続
Plug & Play機能によって本製品が自動的に検出されます。
次へ(N)> をクリックしてください。
「デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)(S)」を選択し、 次へ(N)> を
クリックしてください。
クリック
クリック
選択
パソコンへの接続 27
「場所を指定(S)」のみを選択し、 次へ(N)> をクリックしてください。
参照(B)... を指定してください。
ユーティリティCD-ROMのドライバが格納されているフォルダを選択し、
開く(O) をクリックしてください。
・Windows2000用 「\Drivers\W2K」フォルダ
クリック
選択
クリック
クリック
選択
28 パソコンへの接続
OK をクリックしてください。
次へ(N)> をクリックしてください。
A 「デジタル署名が見つからない」旨のメッセージが表示されます。
動作については弊社において確認済みです。
はい(Y) をクリックしてください。
クリック
クリック
クリック
パソコンへの接続 29
完了 をクリックしてください。
M インストールが正常に完了すると、タスクトレイに無線LANアイコンが表示
されます。
クリック
30 パソコンへの接続
3-3 WindowsXP の場合
A WindowsXPでインストールを行いたい場合は、「コンピューターの管理者」または
同等の権限をもつユーザ名でログインしてください。
ユーティリティCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブに挿入してください。
M メニューが表示された場合は「Exit」をクリックして終了させてください。
USB-11 miniのUSBコネクタを、パソコンのUSBポートに差し込んでください。
A USBポートの位置はマシンによって異なります。
間違って装着すると本製品やパソコンの故障の原因になります。
カード装着の際は、必ずパソコン付属の説明書を参照して操作を行ってくだ
さい。
パソコンへの接続 31
「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)(S)」を選択し、
次へ(N)> をクリックしてください。
「次の場所を含める(O)」のみを選択し、 参照(R)> をクリックしてください。
クリック
選択
選択
クリック
32 パソコンへの接続
ユーティリティCD-ROMのドライバが格納されているフォルダを選択し、
開く(O) をクリックしてください。
・WindowsXP用 「\Drivers\WXP」フォルダ
次へ(N)> をクリックしてください。
A 「Windowsロゴテスト」に合格していない旨のメッセージが表示されます。
動作については弊社において確認済みです。
続行(C) をクリックしてください。
選択
クリック
クリック クリック
クリック
パソコンへの接続 33
完了 をクリックしてください。
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が終了し、タスクバーに無線アイコンが表
示されます。
M この時点でいくつかタスクバー付近に「吹き出し」タイプのメッセージが表
示されますが、無視してかまいません。
タスクバーにあるネットワークアイコン をクリックしてください。
「ワイヤレスネットワークへの接続」が表示されます。
ネットワークアイコン
ネットワークアイコン
クリック
34 パソコンへの接続
「利用できるネットワーク(N)」リストから接続したい無線LANの名前を選択し、
接続(C) をクリックしてください。
無線通信が開始されます。
M WindowsXPでは、USB-11 miniが受信する無線情報をもとに、自動的に設定が
行われます。
したがって通常の使用環境であれば、特に設定を行うことなく通信を開始す
ることができます。
クリック
アクセスポイントに設定された
ESSIDの値が表示されます。
パソコンへの接続 35
3-4 ソフトウェアのアンインストール
USB-11 mini用ソフトウェア(ユーティリティー)をパソコンから削除する方法について
Windows2000を例に説明します。
他のOSでも、ほぼ同等の手順です。
アンインストールの実行
タスクバーにあるハードウェア取り外しアイコンをクリックし、
corega Wireless LAN USB-11 miniを停止します をクリックしてください。
M ハードウェア取り外しアイコンがない場合は、パソコンの電源を切って本製
品を取り外した後、手順に進んでください。
OK をクリックし、パソコンのUSBポートから本製品を取り外してください。
A USB-11 miniを装着した状態でアンインストールを実行すると、正常にアン
インストールが行えない場合があります。
M WindowsXPの場合は、以上でアンインストールが完了します。
「スタート」から「プログラム(P)」、「corega USB-11 mini」を選択し、続
いて「Uninstall」を選択してください。
OK をクリックしてください。
アンインストールが開始されます。
以後画面表示に従ってアンインストールを行ってください。
クリック
クリック
クリック
クリック
36 パソコンへの接続
3-5 無線アイコンの表示について
インストール完了後、USB-11 miniが正常に認識されると、タスクバーに無線アイコンが
表示されます。
通信モードを「Infrastructure」に設定した場合は、アクセスポイントとの接続状況に
よって、表示されるアイコンが以下のように変化します。
アクセスポイントと通信されている:
アクセスポイントと通信されていない:
M WindowsXPでは、無線アイコンは表示されません。
無線アイコン
無線設定を行う 37
4 無線設定を行う
4-1 Windows98/Me/2000 の場合
タスクバーに表示されている無線アイコンをダブルクリックしてください。
「Wireless LAN USB-11 mini Configuration Utility」が表示されます。
M 通信設定 の下部には、現在の無線LAN通信の状態が表示されます。
M 802.11 Ad-Hocモード時には、「通信状態」および「電波状態」は表示され
ません。
無線アイコン
38 無線設定を行う
変更 をクリックしてください。
設定内容を変更することができます。
①通信モード
運用で使用する通信モードを選択してください。
Infrastructure、802.11 Ad-Hocから選択することができます。
M 工場出荷時には、「Infrastructure」が設定されています。
②チャンネル
モードに802.11 Ad-Hocを選択した場合は、チャンネルを選択してください。
相手の無線LAN機器と同じチャンネルを「1」~「14」から選択してください。
M Infrastructureモードでは、アクセスポイントが自動的に検索されるため、
チャンネルを設定する必要がありません。
M 工場出荷時のチャンネルは、「6」に設定されています。
M チャンネルによって通信に使用する電波の周波数が異なります。
クリック
①通信モードの選択
③ESSIDの入力
④転送速度の選択
②チャンネルの選択
⑤ローミングの選択
⑥設定変更する
⑦変更前に戻す
無線設定を行う 39
③ESSID
接続したいアクセスポイントに設定されているESSIDと同じ文字列を入力してくださ
い。
M ESSIDには、32文字以内の半角英数文字および記号を使用できます。
使用できる記号は、次の通りです。
! ” # $ % & ’ ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ { | } ~ M ESSIDは無線LANを構成するパソコンをグルーピングするための名称です。
M 工場出荷時のESSIDは、「corega」に設定されています。
④転送速度
無線LANで使用する送信速度を選択することができます。
通常は、変更する必要はありません。
M 工場出荷時の送信速度は「11Mbps」に設定されています。
M 通信が不安定な場合には「Auto」や低い転送速度を試してください。
⑤ローミングの選択
複数のアクセスポイントを利用している場合に、パソコンの移動に伴って、接続する
アクセスポイントを自動的に切り替えるか、切り替えないかを選択できます。
Enabled アクセスポイントが自動的に切り替わります。
Disabled アクセスポイントを切り替えません。
M 工場出荷時は「Disabled」に設定されています。
⑥ 設定
クリックすると、変更内容がプロフィール欄に表示されている設定に反映されます。
⑦ キャンセル
クリックすると、 後に 設定 をクリックした時点の設定内容に戻ります。
設定 をクリックする以前の内容には、戻りません。
40 無線設定を行う
AP検索 をクリックしてください。
電波が届く範囲のアクセスポイントの一覧が表示されます。
M 通信不能なアクセスポイントもリストアップされます。
①アクセスポイントの切替
接続したいアクセスポイントのBSSIDをダブルクリックしてください。
接続先が切り替わります。
② 検索
複数のアクセスポイントから接続したいアクセスポイントを探したい場合にクリックし
てください。
新たにアクセスポイントを検索できます。
M 通常、アクセスポイントの検索は、自動的に行われます。
M リストアップされるためには、アクセスポイントの「ブロードキャストSSID」
が有効になっている必要があります。
M アクセスポイントにWEPが設定されている場合は、同じWEPを設定しなければ接
続できません。
クリック
②検索の実行
①APの切替
無線設定を行う 41
暗号化 をクリックしてください。
通信するデータを保護するための、暗号化に関する設定内容が表示されます。
A 暗号を使用して通信を行う場合は、暗号を使用するグループのパソコンすべ
てに、同じ暗号を設定してください。
①暗号
暗号を使用するかどうかを選択してください。
暗号を使用する場合は、64bitと128bitの2種類から暗号長を選択できます。
M 工場出荷時には、「Disabled」に設定されています。
「Disabled」を設定した場合は暗号化されません。
②Key1~Key4
無線通信のデータを暗号化するための暗号キーを入力してください。
A 全ての端末で、同じWEPキーを設定する必要があります。
M 暗号キーは、10桁(64bit時)もしくは26桁(128bit時)の16進数で入力して
ください。(0~9,A~Fから任意の値を入力してください)
M 工場出荷時の設定値:(設定されていません)
クリック
①暗号方式の選択
③デフォルトキーの選択
④承認方式
⑤設定変更する
②暗号化キーの入力
42 無線設定を行う
③デフォルトキー
Key1~Key4のうち、実際に使用する暗号キーを選択してください。
M 工場出荷時は「1」に設定されています。
④承認方式
暗号化の承認方式を、“Open system”、“Shared Key”、“Auto”から選択できます。
A 本設定項目について十分に理解している方以外は、“Auto”を選択してくだ
さい。
M 工場出荷時の設定値:“Auto” ⑤ 設定
クリックすると、設定内容が保存されUSB-11 miniの動作に反映されます。
A 確認メッセージ等は、表示されませんので注意してください。
無線設定を行う 43
高度な設定 をクリックしてください。
通常は使用しない高度な設定を行うことができます。
A 本設定項目の値を変更することにより、通信やパソコンの動作が不安定にな
ることがあります。
十分に内容を理解している方のみ、ご使用ください。
通常は、本設定項目を変更する必要は、ありません。
①プリアンブルタイプ
無線通信時にデータに先立って送信されるbitパターンのことです。
・Long 通信速度は若干低下しますが、より確実に通信ができます。
・Short 通信速度が若干速くなりますが、確実性が低下します。
・Auto 端末側の機能に合わせてLongとShortが使い分けられます。
A 本設定項目について十分に理解している方だけ、変更を行ってください。
Long以外に設定した場合、一部の端末が通信できなくなることがあります。
A Shortを使用する場合は、端末側が対応している必要があります。
M 工場出荷時の設定値:“Auto” M 通常は、変更する必要はありません。
③RTSしきい値の設定
クリック
①プリアンブル
タイプの選択
②フラグメンテーション
しきい値の設定
④省電力
⑤設定変更する
44 無線設定を行う
③フラグメンテーションしきい値
有線LANから受信したパケットのうち、ここで設定した値を超えるサイズのパケッ
トは、無線LAN側に分割して送信されます。
A 本設定項目について十分に理解している方だけ、変更を行ってください。
変更した場合、正常に通信できなくなることがあります。
M 工場出荷時の設定値:“2346” M 通常は、変更する必要はありません。
③RTSしきい値
有線LANから受信したパケットのうち、ここで設定した値を超えるサイズのパケッ
トを無線LAN側に転送する場合、データパケットが送られる前にRTS(送信要求)パ
ケットが送られます。
A 本設定項目について十分に理解している方だけ、変更を行ってください。
変更した場合、正常に通信できなくなることがあります。
M 工場出荷時の設定値:“2432” M 通常は、変更する必要はありません。
④省電力
チェックを入れることにより、USB-11 miniを省電力モードで運用することができ
ます。
無通信時に自動的にUSB-11 miniへの電力供給が抑えられます。
ノート型パソコンをバッテリで使用している場合には、ノート型パソコンの稼働時
間が省電力モードを使用しない場合に比べて長くなります。
A 省電力モードに設定した場合、環境によっては通常より通信状況が悪くな
ることがあります。
そのような場合には、省電力のチェックを外した状態で運用してください。
M 工場出荷時は、省電力になっていません。
⑤ 設定
クリックすると、設定内容が保存されUSB-11 miniの動作に反映されます。
A 確認メッセージ等は、表示されませんので注意してください。
無線設定を行う 45
バージョン情報 をクリックしてください。
USB-11 miniおよびドライバー、ユーティリティーの情報が表示されます。
OK をクリックしてください。
「corega USB-11 mini Utility」が終了します。
クリック
クリック
46 無線設定を行う
4-2 WindowsXP の場合
A WindowsXPには、無線LAN関連の設定ツールが標準で内蔵されています。
USB-11 miniの設定を行う際は、WindowsXP標準のツールを使用してください。
設定内容、および設定手順についての詳細は、WindowsXP付属の取扱説明書、ま
たはHELPを参照してください。
本書では、アクセスポイントと接続できている場合の、 低限の設定内容のみ説
明しています。
タスクバーに表示されているネットワークアイコンをクリックしてください。
プロパティ(P) をクリックしてください。
M 現在の無線LAN通信の状態が表示されます。
M Ad-Hocモード時には、「シグナルの強さ」は表示されません。
クリック
クリック
無線設定を行う 47
ワイヤレスネットワーク をクリックしてください。
構成(C)... をクリックしてください。
クリック
クリック
48 無線設定を行う
ワイヤレスネットワークの設定を行ってください。
①ネットワーク名(SSID)(N)
接続するアクセスポイントに設定されているSSIDと同じ文字列を入力してください。
M SSIDには、32文字以内の半角英数文字および記号を使用できます。
使用できる記号は、次の通りです。
! ” # $ % & ’ ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ { | } ~ M SSIDは無線LANを構成するパソコンをグルーピングするための名称です。
M AdHocモード時は、SSIDが無効となります。
M 工場出荷時のSSIDは、「corega」に設定されています。
②データの暗号化(WEP有効)(D)
暗号を使用する場合にチェックを付けてください。
M 40bit(64bit)と104bit(128bit)の2種類から暗号長を選択できます。
M 工場出荷時には、選択されていません。
M アクセスポイントが認証に対応している必要があります。
③ネットワーク認証(共有モード)(A)
データ暗号化を選択した場合にチェックを付けてください。
M アクセスポイントが認証に対応している必要があります。
M アクセスポイント側の設定は、通常Sharedとしてください。
M 共有モードをサポートしていないアクセスポイントを使用する場合は、
チェックを付けないでください。
①SSIDの入力
②暗号化の選択
③ネットワーク認証の選択
④暗号化キーの入力
⑤キー形式の選択
⑥キー長の選択
⑦キーインデックスの選択
⑧キーの自動設定の選択
⑨ADHOCモードの選択
無線設定を行う 49
④ネットワークキー(K)
暗号化キーを入力してください。
「キーの形式」に「ASCII文字」を選択した場合は、入力した文字列から暗号キーが
生成されます。
A WindowsXPとそれ以前のWindowsで、キー生成の仕組みが違っているため、
WindowsXP以外のバージョンのWindowsを共存して使用する場合は、
「ASCII文字列」ではなく16進で入力してください。
M アクセスポイントが認証に対応している必要があります。
⑤キーの形式(F)
「ネットワークキー」に入力した文字列をASCII文字として扱うか、16進数として扱
うかを選択してください。
M 通常は16進数を選択してください。
⑥キーの長さ(L)
暗号化に使用するキーの長さを40bitと104bitから選択してください。
M WindowsXPとそれ以前のWindowsではキーの長さの解釈が違っています。
XPでの40bit、104bitは、それぞれ64bitと128bitに相当します。
⑦キーのインデックス(詳細)(X)
暗号化に使用するキーのインデックスを「0」~「3」から選択してください。
⑧キーは自動的に提供される(H)
自動的にキーが生成されるハードウェアなどを使用している際にチェックしてくだ
さい。
M 通常は使用しません。
⑨これはコンピュータ相互のネットワーク(ad hoc)で、ワイヤレスアクセスポイン
トを使用しない(C)
InfrastructureモードとAdHocモードが混在しているネットワークで、強制的に
AdHocモードを使用する場合にチェックしてください。
A WindowsXPでは、AdHocは802.11AdHocになります。
M WindowsXPは、通常InfrastructureモードとAdHocモードのネットワークが
存在した場合、自動的にInfrastructureモードに切り替わります。
50 トラブルシューティング
5 トラブルシューティング
ここでは、本製品使用中のトラブルの代表的な例と、その対処方法について説明します。
主な現象ごとに、その原因と対応方法を説明しています。
5-1 ドライバーのトラブル
ここでは、ドライバーのインストールに伴うトラブルの代表的な例と、その対処法につい
て説明します。
M ここではWindows98 の場合を例に説明しています。
「デバイスマネージャ」に本製品が正しく表示されない
次の場合は、ドライバーのインストールに失敗しています。
アンインストールを行い、再度インストールをやり直してください。
・「正常にインストールできない」場合
・「USB Deviceが検出されない」場合
・「デバイスマネージャ」上で「corega Wireless LAN USB-11 mini」アイコンが以下の
ようになっている場合
・ 「ネットワークアダプター」の項目がない
・ 「その他のデバイス」や「不明なデバイス」の下に入ってしまった
・ デバイスマネージャで「!」「?」マークが付く
・ 「corega Wireless LAN USB-11 mini」アイコンが2つ以上ある
A パソコンの機種によっては、USBプラグをUSBポートに挿入しにくい場合もありま
すが、本製品については、USBポートの奥までしっかりと押し込むようにしてく
ださい。
奥までしっかり挿されていない場合、本製品が認識されないことがあります。
M 「ネットワークアダプター」の項目がない場合や、本製品のアイコンが「その他
のデバイス」や「不明なデバイス」の下に入ってしまう原因としては、ドライ
バーのインストール中に行われるWindows システム関連ファイル(netapi.dll
など)のインストールをキャンセルしてしまった場合などが考えられます。
トラブルシューティング 51
5-2 デバイスマネージャで「×」が付く
Windows98/Me の場合
デバイスマネージャの「corega Wireless LAN USB-11 mini」アイコンに「×」マークが
付いている場合は、デバイスが「使用不可」または「無効」に設定されています。
以下の手順にしたがって使用許可の状態に切り替えてください。
デバイスマネージャ内で「corega Wireless LAN USB-11 mini」を選択(反転
表示)し、 プロパティ をクリックしてください。
「全般」タブが表示されます。
「このハードウェアプロファイルで使用不可にする」のチェックを外し、「す
べてのハードウェアプロファイルで使用する」にチェックを付けてください。
OK をクリックしてください。
Windows2000/XP の場合
デバイスマネージャの「corega Wireless LAN USB-11 mini」アイコンに「×」マークが
付いている場合は、デバイスが「使用不可」または「無効」に設定されています。
以下の手順にしたがって「有効」の状態に切り替えてください。
デバイスマネージャ内で「ネットワークアダプター」をダブルクリックし、そ
の下に表示される「corega Wireless LAN USB-11 mini」を右クリックして
「有効」を選択してください。
52 トラブルシューティング
5-3 「マイネットワーク」に他のパソコンが表示されない
「マイネットワーク」の「ローカルネットワーク」に他のパソコンが表示されない場合は、
現在設定中のパソコンが属している「ワークグループ」または「ドメイン」と一致してい
ない可能性があります。
①「スタート」から「マイコンピュータ」の「システム情報を表示する」をクリックして
ください。
「システムのプロパティ」が表示されます。
②「コンピューター名」タブから 変更 をクリックしてください。
③「コンピューター名の変更」から、表示したいパソコンと同一の「ワークグループ」また
は「ドメイン」を設定してください。
5-4 他の無線 LAN 機器と接続できない
■ 無線LANカードとアクセスポイントの設定が異なっている
* 通信モードの設定を合わせてください。
* 「ESSID」の設定を同一の文字列にしてください。
* 通信相手が「暗号」を設定している場合は「暗号」を解除してください。
■ 無線LAN通信ができなくなった
* 本製品の近くに、本製品と同一のSSIDおよびチャンネル設定になっているアクセ
スポイントが存在する場合は、アクセスポイントを検出できなくなったり、通信
できないことがあります。
ネットワーク管理者に確認し、どちらかのアクセスポイントのチャンネル設定を
変更してください。
付録 53
付録
A 製品仕様
無線部
規格 IEEE 802.11、802.11b
周波数帯域 2.4GHz~2.497GHz(14 チャンネル)
伝送方式 直線拡散型スペクトラム拡散方式(DS-SS 方式)
データ転送速度 11/5.5/2/1Mbps 自動切り替え
サービスエリア 屋外 150m、屋内 50m(11Mbps 通信時は、屋外 60m、屋内 30m)
スクランブル処理 64/128bitWEP 方式、ESSID
アンテナ形式 ダイバーシティー方式
PC インターフェース USB1.0 または 1.1
電源部
入力電圧 DC5V(USB からの供給)
消費電流 消費電流:250mA(送信時)、100mA(受信時)
環境条件
保管時温度/湿度 -20~60℃/95%以下(ただし結露なきこと)
動作時温度/湿度 0~40℃/80%以下(ただし結露なきこと)
外形寸法
62(W)×14(D)×86(H)mm
重量
140g
対応 PC
USB 1.0 または 1.1 搭載の PC/AT 互換機、NEC PC-98NX
対応 OS
Windows98/Me/2000/XP
取得承認
EMI 規格 VCCI クラス B、技術基準適合認定
54 付録
B 工場出荷時の設定
USB-11 miniは工場出荷時に以下の設定となっています。
通信モード Infrastructure
SSID corega
チャンネル 6
通信速度 11Mbps
C MAC アドレスについて
Ethernetに接続される機器は、MACアドレスと呼ばれるアドレスを使って通信が行われま
す。。
MACアドレスは機器(アダプター)のひとつひとつに割り当てられた唯一無二の(unique、ユ
ニークな)アドレスであり、下記の6バイト(48ビット)によって構成されており、本製品の
内部に書き込まれているため、ユーザーが変更することはできません。
本製品のMACアドレスは、製品に貼付されているMACアドレスラベルに記入されています
(表記はすべて16進数)。
00 0A 79 XX xx xx
ベンダーID 通し番号
・ ベンダーID
LANベンダー(LAN用機器を製造しているメーカー)がIEEEに申請することにより得られ
る識別番号です。
・ 通し番号
この番号は、当社が製品を識別するために割り当てたものです。
この通し番号と本製品の「シリアル番号ラベル」の番号に関連はありません。
M MACアドレス(マックアドレスと読みます)は、物理アドレス、ネットワークア
ドレス、イーサネットアドレスなどと呼ばれることもあります。
また、MACアドレスは、TCP/IPの環境で使用されるIPアドレスに関係があります
が、これらは別々のものです。
付録 55
D 用語集
●802.11 AdHoc
「802.11 AdHoc」モードは、アクセスポイントを使用しないで本製品および無線 LAN アダプ
ターを取り付けたパソコン同士でネットワークを構成する場合に使用し、同じ SSID を設定し
た無線LANカード同士の通信が可能です。
その際、パソコン同士はピアツーピアで接続され、お互いのソースを共有することができま
す。
●Infrastructure
「Infrastructure」モードは無線 LAN ネットワーク構成の1つで、アクセスポイントを
使用し、有線ネットワークと無線ネットワークを統合して 1 つのネットワークとして
構成する場合に使用します。
●Microsoft ネットワーククライアント
Windows98/95 などのサーバーサービスを利用するためのクライアントソフトウェアで
す。
通常、プロトコルには「NetBEUI」が選択されます。
●NetBEUI プロトコル
小中規模のネットワークトランスポートプロトコルです。
NetBEUI は、OSI 参照モデルのトランスポート層およびネットワーク層プロトコルに相
当します。
これを NetBIOS と統合することにより、ワークグループ LAN 環境で効率的な通信シス
テムが実現できます。
Windows98/95 でサポートされています。
●ESSID
「ESSID」(Extended Service Set-IDentifier)は無線 LAN ネットワークを構成するパソ
コン同士を識別する名前です。
同じネットワークに属するパソコンまたはアクセスポイントは、同じ ESSID を設定し
なければなりません。
「ESSID」は、半角英数文字 32 文字以内(大文字、小文字も区別される)で設定します。
(「ESSID」の設定は、「Infrastructure」モードの場合に有効です。)
56 付録
●TCP/IP プロトコル
インターネットで使用されているプロトコルで、OSI 参照モデルのトランスポート層お
よびネットワーク層プロトコルに相当します。
TCP/IP プロトコルを使用すると、異なるプラットフォームのパソコン同士でも通信す
ることができます。
●アクセスポイント
無線 LAN から有線 LAN のネットワーク上のパソコンに通信するための装置です。
●送信速度
無線 LAN ネットワークを構成するパソコンが対応している速度から、送信速度を選択
することができます。
●チャンネル
無線 LAN 通信で使用する、IEEE802.11 のデフォルトのチャンネルを設定します。
●ピアツーピア接続
パソコン同士が、1対 1で対等に行う通信です。
サーバーとクライアントのように機能を分化せず、お互いの機能を利用して通信を行
い、ファイルやプリンターなどの資源を共有することができます。
●無線 LAN
配線を必要としない LAN(Local Area Network)のことです。
1 つの建物内や敷地内など、比較的狭い範囲で、電波や赤外線、レーザーを使用して
ネットワークを構築します。
付録 57
E 保証と修理について
保証について 本書に記載されている、「製品保証規定」を必ずお読みになり、本製品を正しくご使用く
ださい。
無条件で製品を保証するということではありません。
正しい使用法で使用した場合だけ、保証の対象となります。
また、物理的な破損等が見受けられる場合は、保証の対象外となりますので予めご了承く
ださい。
詳しくは、本書に記載されている「製品保証規定」をお読みください。
また、本製品(ユーティリティーディスクは除く)の保証期間については、保証書に記載
されている保証期間をご覧ください。
修理について 故障と思われる現象が発生した場合は、まず取扱説明書を参照して、設定や接続が正しく
行われているかを確認してください。
現象が改善されない場合は、巻末の「調査・修理依頼書」をコピーしたものに必要事項を
ご記入の上、保証書および購入日を証明できるもののコピー(レシート等)を添付し、弊社
サポートセンター宛に製品をお送りください。
A 製品購入日の証明ができない場合、無償修理の対象になりませんので、ご注意く
ださい。
M 申し訳ありませんが、直接来社されてのサポート依頼は、受け付けておりません
ので、製品は必ず宅配便などでお送りください。
製品を送られる場合は、次の点にご注意ください。
・ 弊社サポートセンターへ製品を送られる場合の送料につきましては、送り主様のご
負担とさせていただきます。
なお輸送中の事故に関しては、弊社はいかなる責任も負いかねますので、あらかじ
めご了承ください。
・ 宅配便など、送付の控えが残る方法でお送りください。(普通郵便による送付は、
固くお断りいたします。)
・ 修理期間は、製品到着後10日程度(弊社営業日数)を予定しております。
・ 製品送付先
〒 222-0033横浜市港北区新横浜1-19-20
(株)コレガ coregaサポートセンター宛
58 付録
F ユーザーサポートについて
障害回避などのユーザーサポートは、巻末の「調査・修理依頼書」をコピーしたものに必
要事項をご記入の上、下記の番号までFAXしてください。
できるだけ電話による直接のお問い合わせは避けてください。
FAXによって詳細な情報を送付していただくほうが、電話によるお問い合わせに比べて、
より迅速に問題を解決することができます。
記入内容の詳細は、「調査・修理依頼書のご記入のお願い」をご覧ください。
Tel: 0 4 5 - 4 7 6 - 6 2 6 8
月~金(祝・祭日を除く)
10:00~12:00、13:00~17:00
Fax: 0 4 5 - 4 7 6 - 6 2 9 4
corega Net-News の購読について
■ coregaのホームページにアクセスしてください!
http.//www.corega.co.jp/
coregaホームページにアクセスすれば、商品の詳細やPC動作検証リストはもちろん、F
AQなどコレガに関するすべての情報が入手できます。
ダイレクトショッピングからドライバーのダウンロードまで、便利なサービスも満載で、
何でもおまかせのホームページです。
■ corega Net-Newsを購読しませんか?
corega Net-Newsは、コレガ社がお届けするメール配信サービスです。
新製品情報やキャンペーン、プレゼント情報など、耳よりなニュースをお届けします。
ホームページのアップデート情報もお知らせしますので大変便利です。
coregaホームページから、どなたにもご登録いただけますので、是非、ご利用ください。
付録 59
調査・修理依頼書のご記入のお願い
調査・修理依頼書は、お客様のご使用環境で発生した様々な障害の原因を突き止めるため
にご記入いただくものです。
障害を解決するためにも以下の点にそって、十分な情報をお知らせください。
記入用紙で書き切れない場合には、別途プリントアウトなどを添付してください。
■ ハードウェアとソフトウェア
* 本体裏面に貼られたラベルに記入されている下記のシリアル番号(S/N)、製品リビ
ジョンコード(Rev)を調査・修理依頼書に記入してください。
(例)
* ご使用になっているソフトウェアの種類/バージョン(Ver.)/シリアル番号を記
入してください。
それらは、ユーティリティーディスクのラベル上に記入されています。
* 他社のインターフェースボードやユーティリティーをご使用の場合は全てご記入く
ださい。
■ お問い合わせ内容について
* どのような症状が発生するのか、それはどのような状況で発生するのかを出来る限
り具体的に(再現できるように)記入してください。
* エラーメッセージやエラーコードが表示される場合には、表示されるメッセージの
内容のプリントアウトしたものなどを添付してください。
*障害などが発生する場合には、本アダプターと併用されているユーティリティーや、
アプリケーションの処理内容もご記入ください。
■ ネットワーク構成について
* ネットワークとの接続状況や、使用されているネットワーク機器がわかる簡単な図
を添付してください。
* 他社の製品をご使用の場合は、メーカー名、機種名、バージョンなどをご記入くだ
さい。
60 付録
最新ファームウェアの入手方法
改良などのために予告なく、本製品のファームウェアのバージョンアップやパッチレベル
アップを行うことがあります。
新のファームウェアは、コレガのホームページから入手することができます。
■ ホームページからの入手
① Internet Explorer、Netscape NavigatorなどのWEBブラウザーを使用して、コレガの
ホームページ「http://www.corega.co.jp/」にアクセスしてください。
②「サポート」をクリックしてください。
③ 新版のファームウェアはここで紹介されますので、項目を選択して、ダウンロードし
てください。
付録 61
G おことわり
・本書は、株式会社コレガが作成したもので、すべての権利を弊社が保有しています。
弊社に無断で本書の一部または全部をコピーすることを禁じます。
・予告なく本書の一部または全体を修正、変更することがありますがご了承ください。
・ 改良のため製品の仕様を予告なく変更することがありますがご了承ください。
・ 本装置の内容またはその仕様により発生した損害については、いかなる責任も負い
かねますのでご了承ください。
©2002株式会社コレガ
coregaは、株式会社コレガの登録商標です。
Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
その他、この文書に記載しているソフトウェアおよび周辺機器の名称は各メーカーの商標
または登録商標です。
2002年09月 Rev.A 初版
メモ
メモ
調査・修理依頼書 (Wireless LAN USB-11 mini 1/2)
調査・修理依頼書 (Wireless LAN USB-11 mini 1/2) 年 月 日
一般事項
1.会社名(個人名):
部署名:
ご連絡先住所 〒
TEL:( )
:
ご担当者:
FAX:( )
2.購入先:
購入先担当者:
購入年月日:
購入先 TEL:( )
ハードウェアとソフトウェア
1.ご使用のカードのシリアル番号、製品リビジョン
製品名:Wireless LAN USB-11 mini S/N Rev
ファームウェアのバージョン:Ver. pl.
2.ご使用のコンピュータ機種と併用している他メーカーの拡張機器 コンピュータのメーカー名/機種 OSとバージョン
3.ご使用のサーバー機種(UNIX、NetWare、Windows NT など) コンピュータのメーカー名/機種 OSとバージョン
お問い合わせ内容
□別紙あり □別紙なし
□設置中に起こっている障害 □設置後運用中に起こっている障害
フ リ ガ ナ
調査・修理依頼書 (Wireless LAN USB-11 mini 2/2) 年 月 日
ネットワーク構成
□別紙あり □別紙なし
簡単なもので結構ですからご記入をお願いします.
corega Wireless LAN USB-11 mini