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発行:丹波地域ビジョン委員会 〒669-3309 丹波市柏原町柏原688 TEL(0795)72-0500(内217) FAX(0795)72-3013 18 丹波地域ビジョン委員会情報誌 うりぼうニュース うりぼうニュース うりぼうニュース 平成23年11月発行 「うりぼうニュース」の「うりぼう」とは、 「イノシシの子ども」のことで、丹波地域がイメージでき、これからの成長を願えるようにと命名しています。 第1回丹波の森夢会議 実践活動グループの取組 地域団体の活動紹介 丹波県民局施策の紹介 P2 P4 P7 P8 丹波の森夢会議 開催! 丹波の森夢会議 開催! 丹波の森夢会議 開催! 1 1

うりぼうニュース - web.pref.hyogo.lg.jp · 」のプレゼンテーショ ンがあり、続いて中瀬勲丹波の ... 会 会 議 議 を を 開 開 ... 産業化を地域全体で考える。

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発行:丹波地域ビジョン委員会 〒669-3309 丹波市柏原町柏原688 TEL(0795)72-0500(内217) FAX(0795)72-3013

第 号18丹波地域ビジョン委員会情報誌

うりぼうニュースうりぼうニュースうりぼうニュース 平成23年11月発行

「うりぼうニュース」の「うりぼう」とは、「イノシシの子ども」のことで、丹波地域がイメージでき、これからの成長を願えるようにと命名しています。

第1回丹波の森夢会議

実践活動グループの取組

地域団体の活動紹介

丹波県民局施策の紹介

P2

P4

P7

P8

丹波の森夢会議 開催!丹波の森夢会議 開催!丹波の森夢会議 開催!11 第 回 第 回

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

地域の皆さんが丹波地域の将

来像を描いた「丹波地域ビジョ

ンみんなで丹波の森」の策定

から十年。その後の地域を取り

巻く状況変化や新たな課題を踏

まえて、丹波地域ビジョン改訂

版の策定に取り組んでいます。

今回の夢会議では、兵庫県の全

県ビジョンの点検・見直しを含

め、ビジョン改訂版の策定にあ

たり、地域の将来像実現に向け

た取組等について、活発な意見

交換を行いました。

はじめに、青木芳信丹波地域

ビジョン委員会委員長から「今

後の丹波地域の望ましい将来像

の実現に向けた取組やその課題

について、会場の皆さんと一緒

に考えていきたい。」とのあい

さつがありました。

次に、高井芳朗兵庫県政策監

から「新しい二十一世紀兵庫長

期ビジョン(改定案)」につい

て、上田信也丹波地域ビジョン

委員会副委員長から「丹波地域

ビジョン改訂版みんなで丹波

の森(案)」のプレゼンテーショ

ンがあり、続いて中瀬勲丹波の

森公苑長から「丹波地域の課題

について」と題して、テーブル

討議に向けた問題提起をいただ

きました。

そのあと、小橋昭彦丹波地域

ビジョン委員会専門委員の進行

のもと、八テーブルに分かれて、

「将来像実現に向けてどのよう

な取組が必要か」、「その取組を

進めていくには何が必要か」に

ついて、ワークショップとテー

ブル討議を行いました。

休憩後の全体討議では、横山

宜致丹波地域ビジョン委員会専

門委員の進行で、八テーブルか

らの討議内容の発表、全体での

意見交換を行いました。

・コミュニティづくり、場づく

りが重要である。

・地域でまちづくりに取り組ん

でいるのは高齢者中心である

が、若い世代も一緒に地域を

盛り上げていくべき。

・地域資源の再発掘・活用と、

本業・副業の二つの場所づく

りが重要だ。どうしたら二つ

の居場所づくりができるか、

仕事以外に地域で自分ができ

ることを考える。

・地域のなかでリーダーはいる

が、後ろを押してくれるサブ

リーダーや仲間が少ない。

・交流にあたり、地域の人向け

の情報発信をして、地域の人

が地域の資源を再発見する。

・地域ビジネス、ソーシャルビ

ジネスとして、新しい力が入

る仕組みを考えたり、地域の

担い手を作り出していく。

2

テーブル討議・全体討

議での主な意見

みんなで創る

「自立のたんば」

丹丹 丹波波 波のの の森森 森夢夢 夢会会 会議議 議をを を開開 開催催 催!! !

七月二十四日(日)、篠山市民センター(篠山市黒岡)で、「みん

なで語ろう~兵庫の未来・たんばの未来」をテーマに、「丹波の

森夢会議」を開催。地域住民や地域ビジョン委員など約百四十

名が集まり、丹波地域の将来像について意見交換を行いました。

第1回

都会に近い田舎を

楽しむ「交流のたんば」

▲青木委員長のあいさつ

▲テーブル討議で意見交換 ▲テーブルごとにワークショップ

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

・丹波ブランドの商材の質を上

げ、そのブランド商材を使っ

て商品開発を行うなど、六次

産業化を地域全体で考える。

・自然環境だけでなく、田舎の

文化や風習・祭りもツーリズ

ムの資源としてなりうる。

・若者が定着できる企業誘致と、

丹波の資源を利用して自ら起

業できる環境づくりを促す。

・月に一回、「イクメンの日」

を設け、若いお父さんが育児

をするために集まればどうか。

・空き農地で共同で特産物を生

産すれば、若者の仕事の手助

けとなる。

・昔の遊びを学ぶ会をしたり、

高齢者が子育て支援をする託

児所を運営するのはどうか。

・高齢者は六十五歳からといわ

れているが、七十歳はまだ若

者で現役だ。各種団体の接着

剤になり団体間の交流を深め

ることで、知識を得たり情報

を知ることができる。

・安全・安心に暮らすためには、

緊急時の対策が必要。防災訓

練により隣近所とのコミュニ

ケーションを図り、地域との

つながりをつくっていく。

・行政に頼ることなく自分たち

でやれることは何かを考える

ことが必要。

・空き家がたくさんあるが、実

際には貸してもらえるものが

少ない。行政としての支援は

ないのか、また、地域の人は

このような状況をどう考えて

いるのか。

・自分が何をするかということ

が大事で、明日から何をする

か、具体的に行動しようとい

うことが求められている。

・相手に地域の魅力をしっかり

と語るためには、まず自分が

その地域を好きになることが

大事である。

最後に、金澤和夫兵庫県副知

事から、「高齢者が元気である

限り社会のために頑張り続けた

り、年齢に関係なく学ぶ時代・

立場、社会に貢献する時代・立

場が両方混ざってもいい。お年

寄りになっても活躍する方が多

い地域というのは、まさに力が

ある地域ではないか。」、「地域

資源については、住民が愛情・

愛着を持って、他の人に訴える

ことができるかが大事。ブラン

ドはいきなりブランドにはなら

ず、いろいろなものが徐々に積

み重なってブランドになってい

く。」、「丹波地域は都会から近

く、素材や環境も揃っているの

で、交流のきっかけづくりがし

やすい。皆さんは自信を持って

様々な活動をして

ほしい。」と

コメントをいただきました。

3

やりがいを実感できる

「元気なたんば」

多世代が支え合う

「絆のたんば」

▲金澤副知事コメント

▲テーブル討議の発表

(Eグループ)

▲テーブル討議の発表

(Fグループ)

▲全体討議での意見交換

全体の意見交換での

主な意見

ともに暮らす

「安全・安心なたんば」

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

約一年かけて加古川、篠山川

を源流とする地域を訪ね、名所・

旧跡や、日々の暮らしの中から

生まれた祭りや文化、風景など

地域の魅力を発見。訪問した地

域の皆さんからお聞きした苦労

話や楽しいこと、課題などを、

委員の感想も交えて一冊の冊子

にまとめました。

今回紹介できたのは、篠山市

曽地地区、丸山地区、丹波市谷

川地区、太田地区、清住地区の

五地域です。公共施設等に配布

し、地域の皆さんに紹介すると

ともに、お世話になった地区を

再訪問。冊子を手渡し、お礼の

挨拶をさせていただきました。

今年度は、地域食材を活かし

たおやつ作りに取り組んでいま

す。十一月六日には、丹波市柏

原町内で開催された丹波まるご

と味覚フェアに出店し、昔なつ

かしいかぼちゃぜんざいや新し

く考案したカルツオーネ等、丹

波ならではのおやつを味わって

いただきました。地産地消を願

い、地域資源活用のPRができ

ればと思っています。

●春日大路子どもの森完成

昨年の夏から委員も整備作業

に参画し、地元の方や森林ボラ

ンティアの方とともに汗を流し、

里山づくりを学びました。

今年三月に行われたオープン

記念イベントでは、森のクラフ

トコーナーを担当。キーホルダー

や名札作りに人気が集まりまし

た。小学校に近く、遊び、体験す

る里山が完成しました。

●里山の林地残材活用の研修

NPO法人サウンドウッズの

能口秀一副代表理事から、「森

林の整備と未利用資源の活用の

提案」と題して、林業のおかれ

ている現状、森林の手入れ、未

利用の残材のエネルギー化につ

いての講話を聞きました。

今後、所有者、自治会、ボラ

ンティアの理解と協力体制がさ

らに求められ、多面的で広い視

野が必要であると感じました。

六月十九日、NPO法人ほっ

と丹波との共催に

より、「

第二

回都市から丹波地域への移住者

交流会」を開催。移住者三十三

名、地元住民三十二名の計六十

五名が参加し、都市からの移住

者と地元住民が意見を交わし、

丹波の活力ある地域づくりに向

けた方策を一緒に探りました。

第一回での議論を発展させ、

丹波の魅力の再発見と創造、課

題の克服、ビジョンの実現につ

いて意見交換。

『丹波の「魅力」と「課題」』

では、魅力として、①豊かな自

4

▲丹波まるごと味覚フェアに出店

地域の取組を冊子に

地域資源活用グループ

第二回「移住者との

交流会」を振り返って

都市との交流グループ

里山と人とのつなが

りを大切に里山グループ

▲「丹波地域の

魅力発見!」

▲木の枝を利用して小物作り▲能口氏と懇談会

▲熱い議論を交わす

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

然②親切な人③都会に近い、課

題は、①空き家情報が少ない②

働き口が少ない③若者が少ない

等の意見が出ました。

『移住者が描く「丹波ビジョ

ン」』では、若い人がいないの

で、発想の転換をして高齢者が

元気なまちをアピールする。農

作物のブランド化に向け、農作

物コンクールをする等多くの提

案がありました。

今後も、移住者間の交流を深

め、丹波の魅力を都市に発信、

都市との交流をさらに進めてい

きたいと考えています。

動植物の調査を通して身近な

自然と生き物の命に触れ、小学

生が環境への関心を深めるきっ

かけとなることを願い、佐治小

学校の四年生とともに、佐治川

の調査に取り組みました。

水に直接触れて生活をしてい

る水生昆虫や魚などを調べるこ

とにより、環境の変化を身体で

体験できます。児童たちは班に

別れ、採集した生物の名前を調

べて記録、水質階級をしっかり

と発表していました。

子どもは遊びを通じて学習し

ます。暑い中、生き生きと活動

している姿を見て、何時の日か

懐かしい原風景となって、環境

への意識が深まってくれること

を期待します。

また、オオムラサキを飼育し

ている県立氷上西高等学校を訪

問し、えさの配合など飼育方法

についてアドバイスしました。

高齢者が健康で地域の住民と

しての意識を持ち、次のステッ

プへの行動参加の一助になるこ

とを目標に活動しています。

二月には、丹波市氷上町のい

きいきサロンに参加予定。地区

の男女四十名ほどの方々と一緒

にゲームやそば打ち体験をし、

みんなで打ったそばを味わいな

がら交流します。

また、三月には篠山市におい

て城跡周辺を探訪するウォーキ

ングを予定しています。健康づ

くりと篠山の歴史文化にふれあ

うコースで、ボランティアガイ

ドの案内により、篠山城跡、武

家屋敷、妻入商家群、丹波杜氏

酒造記念館等を訪問、全行程約

五kmを歩きます。昼食時には

篠山の歴史クイズも楽しみます。

今後は、病院や買い物に行く

ための足の確保などについて、

地域ごとの調査や関係機関との

勉強会を予定しています。

ひきこもりを経験した若者や

支援者で手作りした『遊び村』

(NPO法人結)が、(財)兵

庫県青少年本部の子どもの冒険

ひろば事業の支援を受け、七月

にプレオープン。県下の団体や

親の会を招待して、視察、見学

会が行われました。

5

高齢者の地域参加に向けて

高齢者と

地域社会グループ

小学生との河川環境

調査など

環境グループ

「遊び村」ができまし

た!青少

年健

全育

成グル

ープ

▲小学生と河川調査

▲オオムラサキの飼育方法にアドバイス

▲そば打ちで交流

▲交流会で意見・情報交換

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

当日は、ビジョン委員会主催

で、団体や親の会との交流会を

開催、意見交換や情報交換を行

いました。遊び村について、

「今後の運営は大変だが期待し

ている」等の意見が出ました。

また、八月二十日~二十一日

には、『たんばTERAKOY

Aと交流キャンプ』が丹波悠遊

の森で開催され、ビジョン委員

も参画しました。小学生や中学

生、支援してくださる方々、計

五十七名が参加。おもちゃやペ

ン立て、石鹸作り、シャボン玉

遊び、カレー作り等を通して交

流し、楽しいひと時を過ごしま

した。

今後も、不登校やひきこもり

について、行政や民間、地域で

支援されている方々との情報交

換会の開催やネットワークづく

りを目指して活動していきたい

と思います。

昨年度に引き続き、「第二回

丹波の里塾」を開講し、有機栽

培の体験を通して食の安全や丹

波地域の農業の魅力を伝えてい

きました。

野菜や大豆の種まきから収穫

まで年間を通したメニューで、

受講生の皆さんと丹波の自然を

楽しみながら取り組みました。

七月には収穫祭として、自分

たちで育てた夏野菜でカレーラ

イスを作り、丹波の幸を堪能。

十一月には秋冬野菜たっぷりの

丹波汁と餅つきを楽しみました。

今回も「農業とIT」をテー

マに丹波の里塾のホームページ

を開設し、二十四時間ライブカ

メラで塾田の映像を発信。一見、

ITから遠いように感じる農業

の、新しいモデル提案になって

いると思います。

今後は、環境、都市との交流、

里山、食育等様々な分野とも連

携して、より力強い農業の実現

のために取り組んでいきたいと

考えています。

男女共同参画の推進について

理解を深めるため、七月に県立

男女共同参画センターを視察。

センターの方から多岐にわたる

取組内容について説明いただき、

特に女性のための相談事業、再

就職のための支援事業が充実し

ていること等を学びました。大

変有意義であり、今後の活動に

活かしていきたいと思います。

また、家庭や自治会における

男女の役割を題材とした「男女

で支え合う地域づくりを考える

紙芝居」の上演にも引き続き取

り組んでいます。

今年度は、自治会の人権学習

会等で五回上演。参加者からは

「丹波弁でおもしろい。」、「

自分

にも思い当たるふしがあり、考

えさ

せられた。」等の

声をいた

だいています。

無料で出張しますので、お気

軽にお問い合わせください。

6

紙芝居による啓発

活動を続けています

男女共同参画グループ

紙芝居のお問い合わせは、

(〇七九五)七二

〇五〇〇(内線二一七)

丹波地域ビジョン委員会事務局

(丹波県民局内)まで

所要時間は約二十分、料金は無

料です。

▲みんなで勉強

第二回丹波の里塾

今年も開講!

農業グループ

▲収穫祭・カレーいただきます!

▲冬野菜の栽培

▲出前で上演します

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

地域の外国人住民の現状を調

べるため、昨年七月に自治会単

位でアンケートを実施。回答の

中から、他の自治会との意見・

情報交換の場を望む声があがっ

たことから、三月十九日に「多

文化共生の地域づくりフォーラ

ム」を開催しました。

丹波地域に住む外国人住民三

人、自治会から二人のパネリス

トを招き、それぞれの立場から、

同じ地域に住む住民として日頃

の活動や交流の様子などを話し

ていただきました。

外国人住民の方からは、積極

的に地域の活動に参加し、交流

を深めている一方で、東日本大

震災では、言葉が十分に分から

ないために、テレビから流れる

津波の映像を見てパニックになっ

たこと等、話されました。

会場からも、誰もが安全・安

心に暮らせる地域づくりには、

住民が考え行動することが大切

という意見が発表されました。

外国人も日本人もお互いに理

解を深め、一歩を踏み出す活動

のヒントを得た有意義なフォー

ラムとなりました。

丹波市消防本部を訪ね、緊急

時における障害者支援の体制に

ついて見学と意見交換を行いま

した。その中で、救急車内での

コミュニケーション用のボード

について、より使いやすいボー

ドを作成しようと検討していま

す。誰もが安全・安心に暮らすた

めに、緊急時の対策は不可欠で

す。防災訓練においても、訓練

をすることにより隣近所とのコ

ミュニケーションができ、地域

とのつながりがもてます。その

ような地域づくりのために今後

も活動していきたいと思います。

7

コミュニケーションボー

ドの作成に向けて

障害者支援グループ

多文化共生の地域づ

くりフォーラムを開催

国際交流グループ

▲フォーラムで意見交換

平成二十年から活動を開始し、

現在会員は十四名。自分たちの

住む地域で社会の一員として役

に立ちたい、という思いを原動

力に活動しています。

篠山市内の一人暮らしの高齢

者宅にお伺いし、日常生活で困っ

ておられる家事などをお手伝い。

また、福祉施設の入所者とのふ

れあい活動として、一緒に野菜

作りや将棋、麻雀もしています。

毎回、訪問日を待ち遠しくさ

れるようになりました。これか

らも「地域お助け隊」として、

楽しみながら活動を続けていき

ます。

県立氷上西高等学校では、「命

の大切さ」をテーマに国蝶オオ

ムラサキを飼育。地元として、

同高校の活動の一助になればと、

蝶の柵を作成し、学生とともに

飼育活動に取り組みました。

このことがきっかけで、地域

と高校の間に、これまでほとん

どなかった交流が芽生えました。

高校生には、地域行事や、防犯

活動をはじめとする地域の取組

に積極的に参画してもらい、体

育大会や文化祭等の学校行事に

は地域をあげて参加しました。

今後さらに、地域と学校の連

携を深め、一丸となって安全・

安心で健やかな地域づくりを進

めていきます。

丹丹丹波波波地地地

域域域ビビビ

ジジジョョョンンンををを

推推推進進進すすするるる地地地

域域域団団団体体体ののの活活活

動動動紹紹紹介介介

▲いも掘り大会~車椅子に乗ったままでもできます

ボラ

ンテ

ィア

グル

ープ

万華

鏡佐治地域自治協議会

▲オオムラサキの飼育

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う り ぼ う ニ ュ ー ス

兵庫県と京都府にまたがる

「大丹波」の多彩な魅力を全国

発信するため、広域観光の推進、

農産物ブランド力の強化、文化

交流を地域団体と連携しながら

進めています。

今年度は、オペラまるごとコ

ンサート「おさん茂兵衛丹波

歌暦」の京都公演や、シューベ

ルティアーデたんばの「丹波は

ひとつ京都・兵庫交流コンサー

ト」等で住民同士の交流を深め

たほか、大丹波のスイーツが大

集合した「丹波まるごと味覚フェ

ア」を開催しました。

十一月には、東京において、

マスコミや旅行業者を対象にし

たプレゼンテーションや、都民

に大丹波の食材を使用したメニュー

を提供する「丹波WEEKS」

を実施しました。大阪において

も、JR大阪三越伊勢丹で、農

産物や加工品の試食・販売を行

う味覚フェアを開催。大丹波の

味覚や観光を全国に発信してい

ます。

「都会に近い田舎」である丹

波の魅力を活かし、丹波への交

流人口を増やすとともに、丹波

地域への定住促

進に取り組んで

います。

十月には、大

阪市内において、

たんば田舎暮ら

しセミナーを開

催。丹波にIター

ンした方に自分

の体験をもとに

丹波の魅力を語ってもらい、移

住者による「わがまちPR」を

行いました。

また、空き家を地域資源とし

て利活用することによる都市住

民の定住や都市農村交流を促進

し、地域活性化を図る地域の主

体的な取組を支援しています。

8

23丹波P○2-007A4

〒六六九―三三〇九

丹波市柏原町柏原六八八

兵庫県丹波県民局県民室内

丹波地域ビジョン委員会事務局

電話(〇七九五)七二―〇五〇〇

(内線二一七)

FAX(〇七九五)七二―三〇一三

ご意

見をお待

ちしています。

編集

後記

議論を重ねてきた地域ビジョン

改訂版がようやく策定のはこびと

なりました。

誰もが住みよい丹波地域を実現

するためには、地域の皆さんが課題

を共有し、その解決に向けて一緒

に取り組んでいくことが必要です。

残り少ない任期となりましたが、

将来像の実現に向け、一層のグルー

プ活動の推進に取り組み、私たち

の活動や思いを次期委員会へつな

げていきたいと思います。

改めてご支援・ご協力を賜りま

すようお願いします。

広報部会委員一同

大丹波の魅力を発信

▲田舎暮らしフェアでの田舎暮らし相談会(大阪市内)

たんばの田舎暮らし

呼び込み大作戦

▲相互イベント交流事業『由良川里山交流フェスタ』

丹丹 丹波波 波県県 県民民 民局局 局施施 施策策 策のの の紹紹 紹介介 介

丹丹波波地地域域ビビジジョョンンがが掲掲げげるる将将来来像像をを実実現現すするるたためめにに

丹丹波波県県民民局局ななどど県県がが取取りり組組むむ施施策策をを紹紹介介ししまますす。。