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ファイルサーバー使い倒し術 R2
Windows Server® 2008 R2
ITライブラリー大全より (pdf 100冊)http://itlib1.sakura.ne.jp/
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他の章は下記をクリックして
PDF一覧からお入り下さい。
ITライブラリー (pdf 100冊)http://itlib1.sakura.ne.jp/
目次番号 270番 Windows Server Enterprise 2008 R2
完全解説 (再入門 ) 全26冊
ディスク使用量の制限と利用状況の把握
課題: ファイル サーバーのディスク容量がすぐにいっぱいになる
解決策: クォータによるディスク使用量の制限と利用状況レポート
またディスクを追加しなきゃ
システム管理者
ファイル サーバーのディスク容量がいっぱいに
アップロードするけどファイルの削除はしない
ディスクの増設やサーバー追加でしか対応できない
フォルダー単位で使用量/警告値を制限
クォータフォルダーごとにディスクの使用量の上限値を設定使用量が一定値を超えると警告出して通知を行う
レポーティング機能ファイル サーバー利用状況把握、レポートの自動作成
ストレージ レポート項目・ユーザーごとの利用量・フォルダーごとの利用量・最近利用されていないファイル・サイズの大きなファイル など
3
ファイル整理の自動化
4
課題: ファイルの整理が困難
解決策: ファイル サーバー リソース マネージャーの分類管理機能を使ってファイルの自動整理
システム管理者不要なファイルを削除して利用可能ディスク容量を増やしたい
使い方 その①: ファイル サーバーの自動整理・1 年間更新されていないファイルを自動で
低価格なディスクへ移動・3 年間更新されていないファイルを一覧でレポートし
利用者に通知。一定期間経過後に削除、など
使い方 その②: 重要ファイルを自動で暗号化・「社外秘」のファイルを自動で暗号化・特定のフォルダーに入れたファイルを自動で暗号化
ファイル サーバーにファイルがいっぱい
古いファイルAD RMS* と連携して「社外秘」など特定のキーワードが入ったファイルを自動で暗号化
自動で暗号化
*Active Directory Rights Management ServicesOffice 文書を暗号化し、権限のあるユーザーのみ観覧可、またそれ以外のユーザーへの印刷禁止・社外持ち出しの禁止などの制限ができる
印刷禁止持ち出し不可
AD RMSサーバー
New
ファイルを整理したいけど、どれが重要なファイルで、
どれがいらないファイルかわからない
古いファイルを自動で移動することでファイル サーバーの整理が可能
障害対策が簡単に
課題: 可用性あげたいけどクラスタ組むのが大変
解決策: フェールオーバー クラスター / DFS-R を使ってファイル サーバーの可用性を向上
ファイル サーバーの可用性を向上させたい
フェールオーバークラスター検証レポートで構成の事前確認ができて安心
フェールオーバー クラスター:1 台のファイル サーバーに障害が発生した場合でも他のサーバーがサービスを継続可能
DFS-R:ファイル サーバー同士がファイルを複製1 台が落ちても継続利用可能
エラーの要因を事前に排除
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災害対策や障害対策をしたいけど、どうしたらいいんだろう?
もし、トラブルがあったらどうしよう
DFS-R特別なソフトやハードウェアを必要とせずにファイル サーバーの障害対策が可能
ファイルサーバーのアクセスログの収集とレポート
課題: ログを見てもいつ、誰が、どのファイルにアクセスしたのかがわからない
解決策: System Center Operations Manager (SCOM) を使ったログ収集とレポート
アクセス ログの収集
System Center Operations Managerアクセス ログを収集してレポートを作成
Windows Server の機能でログをとる
削除
コピー
ファイル サーバー上のファイル操作における監査 (PDF 形式, 1.6MB)http://download.microsoft.com/download/A/5/8/A58AF361-D829-4EB6-B248-D552696AD81D/logauditfile.pdf
いつ、だれが、どのファイルに、何の操作をしたのかがわかる
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ログの見方は?どうやってレポートにするの?
手間なくアクセス権管理
課題: アクセス権の棚卸、設定がめんどう
解決策: Visio と Windows Server 2008 を使ったアクセス権管理
アクセスベースの列挙アクセス権に基づいたフォルダーの表示
共有フォルダーの構成とアクセス権をVisio や Excel に出力して把握
1. アクセス権の棚卸が大変2. アクセス権の一括設定が大変3. アクセス権のないフォルダーを表示させたくない
1. アクセス権の棚卸 2. アクセス権の一括設定 3. アクセス権のないフォルダーの非表示
アクセス権を付与されたフォルダーのみを表示
ICACLS コマンドコマンドを使ったファイル/フォルダーのアクセス権を一括設定
Icacls
スクリプトを作成してアクセス権を一括自動設定
フォルダー – アクセス権マップ ツールhttp://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/activedirectory/ACL.mspx
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共有フォルダーへのアクセス権の管理が大変
Windows Searchファイル サーバーの一括全文検索が可能ほしいファイルがすぐ見つかる
ファイルの高速全文検索
課題: 目的のファイルを探すのに時間がかかる
解決策: Windows Search によるファイル サーバーの高速全文検索
ファイル サーバー側でインデックスを作成
ファイル サーバーのインデックスを自動的に
検知して高速検索
Window XP でも利用可能
Windows Search 4.0http://www.microsoft.com/windows/products/winfamily/desktopsearch/default.mspx
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共有フォルダーが多すぎて目的のファイルが見つからない/見つけるのに時間がかかる
パスを変えずにサーバー更新
課題: サーバーの統合や更新のたびにパスが変わって大変
解決策: 分散ファイル システム名前空間 (DFS-N) を利用したパスの維持
Server1 Server2
¥¥Server1¥Shareサーバー更新
サーバーの入れ替え時、ファイル サーバーのファイル名や共有名を変更すると
今までのリンクが使えなくなってしまう
¥¥ドメイン名¥共有名
分散ファイル システム名前空間 (DFS-N)分散しているファイル サーバーをまとめられる
移行前の共有名を維持できるし一つにまとめることも可能
複数のファイル サーバーを一つのサーバーに見せることができる→ファイル サーバーを入れ替える時に楽
リダイレクト
Server2Server1
9
ファイル サーバーのリプレースごとにユーザーへ通知やアプリケーションの動作確認
が必要で面倒
消してしまったファイルを手間なく回復
課題: ファイルの復旧に時間と手間がかかって大変
解決策: シャドウ コピー リストアを使ったファイル復旧
システム管理者
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通常のリストアの場合、ファイルの復旧には復旧作業が大変で、復旧までに時間がかかる
これまでは数十分かかっていたいファイルの復旧がシャドウ コピーの履歴からファイルを選択するだけ
ユーザーからのファイル復旧の依頼
シャドウ コピー リストアディスクやテープからバックアップ データを復旧することなくファイルの復旧が可能
さらに、System Center Data Protection Manager 2007 を使うとシャドウ コピーの履歴のバックアップも可能
Step1. シャドウ コピー リストア Step2.
ファイルの回復作業に時間と手間がかかる
遠隔地のファイル共有の待ち時間短縮
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解決策: 遠隔地の遅延の影響を受けにくいファイル転送 / キャッシュを使って高速アクセス
課題: 遠隔地になればなるほどファイルを開くために時間がかかる
ユーザー
待ち時間が長くて不便 イライラ…
ファイル サーバー
のろのろ…遠隔地の拠点
SMB 2.0Vista と Windows Server 2008 の組み合わせにより通信技術を改善。ネットワーク遅延の影響を受けにくい。
LAN 遅延無し(同一拠点内)
WAN 遅延20ms(東京⇔大阪間 等)
100 Mbps の回線経由で10 MB のファイルを10 個ダウンロードする所要時間
Vista+2008: 2.2 倍
SMB2.0 による効果遅延による待ち時間を短縮
遅延による影響拠点のキャッシュ サーバー
他のユーザーも利用可能
BranchCacheWindows 7 + Windows Server 2008 R2 でファイルをキャッシュして拠点でも待ち時間なくファイル アクセス
①一度ファイルを開くと拠点のサーバーへキャッシュされる
②二回目以降はキャッシュからダウンロードするので高速!
New
ファイルを開いたり、コピーしたりするのに
時間がかかる…
導入事例 (ファイル サーバー)
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◼ 点在していたサーバーをデータセンターに集約 (沖電気工業株式会社)
➢ 全国 230 拠点に分散した 3,300 台のファイル サーバーを
中央データセンターの SAN 構成の大型統合サーバー (10TB) に集約
➢ 年間消費電力、約 1 億 3,000 万円削減
➢ 集中管理することで、サーバー 1 台あたりの管理作業負荷 0.1 人年の軽減を実現
◼ ファイル サーバーの障害対策 (製造業 A 社)➢ DFS-R を用いて共有フォルダーの内容を地理的に離れたサーバー間で複製
➢ 複製ファイル合計サイズ: 10TB
➢ 災害時には DFS-N を利用してファイル サーバーのパスを切り替え
バックアップ用のファイル サーバーに接続し継続利用を実現
Windows Server 2008 導入事例はこちらからアクセスhttp://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/casestudies/default.mspx
参考構成例 (フェールオーバー クラスター)
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Windows Server 2008 R2 Enterprise × 2, Windows Server CAL × 1,000
参考価格: ¥ 7,304,400-
• ハードウェア、SI 費用、Active Directory 構築費用、Active Directory 用の Windows Serverライセンスは含まれておりません
• 記載の価格は、2009 年 10 月現在の参考価格です(参考価格は、Select の価格レベル A の新規ライセンス (L) + SA 3 年分で算出しております)
•お客様の実際のお支払額は、お客様のご注文先である LAR 様、販売会社様との間で決定されます• 実環境に沿った設計、見積りが別途必要となります
ドメイン コントローラー
Windows Server 2008 R2 Enterprise x64 × 2 台(フェールオーバー クラスターを構成)
クライアント PCx 1,000 台
構成例 (フェールオーバー クラスターを用いた冗長化構成)
もっと知りたい方は
技術情報
Webcast
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「Windows Server 2008 TechCenter」で検索
Windows Server 2008 TechCenter本 Web サイトには、Windows Server 2008 の評価・導入に役立つ技術情報が掲載されています。機能説明、ステップ バイ ステップ ガイドなど、Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 の評価・導入にお役立てください。http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771548(WS.10).aspx
Windows Server 2008 Webcast「Windows Server 2008 ファイル & プリント サーバー」
本 Webcast では、Windows Server 2008 のファイル サーバーとプリント サーバーの新機能・強化点をデモンストレーションを交えながらおよそ 30 分程度でご紹介します。ご都合のよい時間に視聴下さい。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/webcast/default.mspx
ステップ バイ ステップ ガイド・Windows Server 2008 で 2 ノードのファイル サーバー フェールオーバー クラスタを構成する
・Windows Server 2008 で ファイル サーバー リソース マネージャ (機械翻訳) など
Webcast
デモンストレーションでよくわかる Windows Server 2008 R2 Webcast 「Windows 7 との相乗効果 次世代インフラ BranchCache & DirectAccess」
Windows Server 2008 R2 + Windows 7 で利用できる 新機能の紹介を行います。ファイルを高速にダウンロードできる ”BranchCache” とインターネットに接続するだけで社内ネットワークに接続できる “DirectAccess” の紹介です。ご都合のよい時間に視聴下さい。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/webcast/default.mspx
2014 年2013 年2010 年 2011 年 2012 年 2015 年 2016 年 2017 年2009 年
•マイクロソフトのWeb サイトでの製品情報提供
Windows Server のサポート ライフサイクルは以下のとおりです。Windows 2000 Server はまもなく延長サポート終了です。新バージョン移行へのご計画を早期にお願いいたします。
サポート ライフサイクルマイクロソフトは、ビジネス製品および開発用製品について、最短でも 10 年間 (メインストリーム サポート フェーズ 5 年間、および延長サポート フェーズ 5 年間) サポートを提供します。
• 上記はビジネス製品および開発用製品についての情報です。• コンシューマ製品、 ハードウェア製品、 マルチメディア製品、および Microsoft Dynamics 製品については、最短でも 5 年間のメインストリーム サポートを提供します。
• 詳細については、マイクロソフトのサポート ライフサイクルのWeb サイトをご覧ください。http://support.microsoft.com/lifecycle/
1 年 2 年 4 年3 年 5 年 6 年 7 年 9 年8 年 10 年
メインストリーム サポート 延長サポート
•製品の仕様変更、機能追加
•セキュリティ更新プログラム提供
•セキュリティ以外の更新プログラムのリクエスト
•無償サポート
•有償サポート
メインストリームサポート
•セキュリティ更新プログラム提供
•セキュリティ以外の更新プログラムのリクエスト(別途契約が必要)
•有償サポート
延長サポート
メインストリーム サポート
メインストリームサポート
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オンライン セルフヘルプ サポート
オンライン セルフ ヘルプ サポート
延長サポート
延長サポート
延長サポート
2010 年 7 月終了
Windows Server 2008 R2 をお勧めします
2015 年 7 月終了
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ITライブラリー (pdf 100冊)http://itlib1.sakura.ne.jp/
目次番号 270番 Windows Server Enterprise 2008 R2
完全解説 (再入門 ) 全26冊