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2010225日本郵船株式会社 郵船航空サービス株式会社 日本郵船/郵船航空サービス 物流事業の統合について

日本郵船/郵船航空サービス 物流事業の統合について...4 1-2.統合の概要 ①統合の方法 郵船航空サービス株式会社を存続会社とし、 統合新会社は東京証券取引所市場第一部上場を維持する。

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2010年2月25日

日本郵船株式会社

郵船航空サービス株式会社

日本郵船/郵船航空サービス

物流事業の統合について

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1. 統合基本合意の概要

2.統合新会社の基本方針およびビジョン

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1. 統合基本合意の概要

2.統合新会社の基本方針およびビジョン

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1-1.統合の背景と目的【日本郵船の物流事業(NYKLogistics)と郵船航空サービス(YAS)の事業を統合】

海/空のフォワーディングとコントラクト・ロジスティクスを事業の両輪とし、

総合物流業者として顧客のグローバルな物流最適化要請に応えるサービスを提供する。

統合の背景顧客企業の物流グローバル化と

全体最適化要請の深化

物流企業のグローバル化進展と競争の激化

世界トップクラスの事業スケール

営業力強化

コスト競争力強化

組織強化

クオリティサービスの提供

ネットワークの充実

ブランド力強化

総合物流会社としての事業ポートフォリオの確立

コントラクト・ロジスティクス・・・顧客との契約による物流業務請負サービス(在庫管理・輸配送管理、受発注管理など)

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1-2.統合の概要

①統合の方法

■郵船航空サービス株式会社を存続会社とし、

統合新会社は東京証券取引所市場第一部上場を維持する。

■海外は、日本郵船株式会社の物流事業と郵船航空サービスを統合する。

統合においては、統合新会社のJ/V方式を基本とし、2011年4月から2012年3月を

目処に順次統合を行なう。

■海外の統合に当たっては、対等の精神で行ない、また、統合新会社の連結子会社と

することを基本とする。

■2010年10月1日を目処に、NYKロジスティックスジャパン株式会社を、現金による吸収分割または事業譲渡により、郵船航空サービス株式会社に統合する。

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1-2.統合の概要

①統合新会社ロゴ②統合新会社名

+ 郵船航空サービス(株)NYKロジスティクス事業

NYKロジスティックスジャパン(株)

郵船ロジスティクス株式会社(英文名)Yusen Logistics Co., Ltd

代表取締役社長 矢野 俊一 (現 YAS社長)代表取締役専務 深津 正彦 (現 NLJ社長)

郵船ロジスティクス株式会社(英文名)Yusen Logistics Co., Ltd

代表取締役社長 矢野 俊一 (現 YAS社長)代表取締役専務 深津 正彦 (現 NLJ社長)

(予定)

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1-2.統合の概要

①統合新会社ロゴ③統合新会社ロゴ

両社の企業価値とコンセプトを継承しつつ、従来から広く認識されたコーポレートブランドの統一を実施し、

今後は「Yusen Logistics」の名のもとに、

グループ内総合力の結集を図ってまいります。

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1-2.統合の概要

④統合スケジュール

2010年2月〜 2010年10月 2011年4月 2012年3月

郵船航空

サービス

NYKロジス

ティックス

ジャパン

2010年5月統合契約

締結(予定)

統合完了

統合新会社

事業開始

統 合 準 備

新 体 制 開 始

現 在

(10月1日目処)

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1-3.統合新会社の事業イメージ

①世界5極体制によるグローバル経営

欧 州

東アジア

日 本

米 州

南アジア・オセアニア 事

物流事業拠点431箇所

倉庫面積2,339,776㎡

従業員国内 1,800名海外 13,200名世界計15,000名

110拠点963,976㎡

79拠点247,661㎡

73拠点73,028㎡

101拠点633,399㎡

68拠点421,712㎡

日本中国香港台湾韓国シンガポールタイマレーシアベトナムインドネシアフィリピンインドバングラデッシュスリランカアラブ首長国連邦オーストラリアニュージーランド英国ドイツオランダベルギーフランスイタリアスペインスウェーデンチェコスロバキアハンガリーポーランドロシア南アフリカアメリカカナダメキシコブラジルアルゼンチンチリパナマコスタリカ

日本東アジア

南アジア・オセアニア

欧州

米州

(2009年3月末現在)

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1-3.統合新会社の事業イメージ

統合後の事業ポートフォリオ(2009年度4月~9月)イメージ

事業別売上構成 地域別売上構成

YAS

NYK Logistics

YAS

NYK Logistics

その他

航空海上

コントラクトロジスティクス

航空

海上

陸上 国内

陸上 国際

コントラクトロジスティクス

航空海上

陸上 国内

陸上 国際

日本

米州

欧州

南アジア・オセアニア

東アジア

日本

東アジア

南アジア・オセアニア

欧州

米州

日本

東アジア

南アジア・オセアニア

欧州

米州

②事業ポートフォリオイメージ 2009年度4-9月

コントラクトロジスティクス

その他

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1. 統合基本合意の概要

2.統合新会社の基本方針およびビジョン

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2-1.統合新会社のミッション・ビジョン・バリュー

国際経済の発展に貢献し、高度で高品質な物流サービスの提供により、顧客の信頼を得ることで企業価値を最大化する。

顧客中心主義

世界トップレベルの規模とサービス品質を持った真のグローバル物流企業となる。

人間重視の経営 環境経営品質/現場主義

誠意誠意 創意創意 熱意熱意

統合新会社のミッション

統合新会社の運営ビジョン

統合新会社のバリュー

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2-2. 経営数値目標

グローバルプレイヤーとして世界Top5を

目標に連結営業収益1兆円を目指す

グローバルプレイヤーとして世界Top5を

目標に連結営業収益1兆円を目指す

経営数値目標【2013年度】連結営業収益5,000億円

連結経常利益180億円

経営数値目標【2013年度】連結営業収益5,000億円

連結経常利益180億円

連結営業収益

連結経常利益

6,000

5,000

4,000

3,000

200

150

100

50

2008年度 2009年度 2013年度

52

17

180

4,4813,400

5,000

※NYK物流部門の2008年度決算公表値、2009年度は093Q公表時の予測値

(単位:億円)

(単位:億円)

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2-3.経営数値目標/統合効果

施設統合等によるコスト削減効果(30)

販売増による粗利益の増加(50)

業務効率化とコストシナジーによる増益80連結経常利益

新たな需要の創出による販売促進700連結営業収益

スケールメリットによるシナジー効果の創出(2013年度/2009年度比)

(単位:億円)

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2-4.グローバルマネジメント体制

地域別、事業別、産業・顧客別の各ディメンションから効率的に事業展開を行なうことが

可能な組織3Dマネジメントを構築する。

事業別セグメント

地域別セグメント

産業・顧客別セグメント

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2-5.統合新会社 【基本戦略】

事業戦略

■それぞれの個別サービスで世界のトップレベルの競争力を備える。

■個別サービスをご利用いただいている顧客にプラスONEのサービスを提供する。

■競争力のある個別サービスを組み合わせ、総合物流ソリューションを提供する。

■フレート・フォワーディング(海上/航空)とコントラクト・ロジスティクスを事業の両輪とする。

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2-5.統合新会社 【基本戦略】

営業戦略

■顧客の立場に立ち、End to Endの輸送を肌理細かく責任をもって完遂する。

■産業別、地域別の特性に基づいた市場アプローチを行なう。

■個別サービスのノウハウとInformation Technology / Logistics Technology を

組み合わせ、最適物流商品を開発する。

■現場主義の徹底により、効率的で高品質のサービスを実現する。

■顧客のグローバル物流最適化要請に応え、テーラーメードのソリューションを提供する。