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QUANTUM LEAP Second edition A strategy board game for 2 players by Néstor Romeral Andrés はじめに Quantum Leap (クアンタム・リープ) は、1辺が5マスの六角形 グリッドでプレイする2人用ボードゲームです。クアンタム・ リープでは、各プレイヤーの粒子がボード上に分散していきま す。目標は最後まで移動可能であることです。粒子は独特の法で飛び越えて相手の粒子を捕捉することでのみ移動すること ができます。粒子は、それを直接取り囲む自分の粒子の数だけ 飛び越える力を得ます。 - 61個の穴がある六角形ボード - 白の粒子30個と黒の粒子31個 (ボール) - キャリングケース ゲームの準備 テーブルの中央にボードを置きます。 ボードの穴にボール(白30個と黒31個)をランダムに配置しま す。これにより1個の粒子のみとなります。黒プレイ ヤーには、白プレイヤーの初手の優位性を打ち消すための追加 粒子があります。 各プレイヤーは1色(白または黒)を担当します。 白プレイヤーからゲームを始めます。どちらかが移動できなく なるまで交互に手番を行い、移動できなくなったら負けです。 手番では1個捕捉しなければなりません。粒子はその移動元の 位置の周囲にある自分の粒子とちょうど同じ数だけ、放射状の 6方向のいずれかに直線的に飛び越え、相手の粒子に到達して ゲームから取り除くことで捕捉します(攻撃した側の粒子はそ の場所に置きます)。粒子は他の粒子を飛び越えることができ ます。 捕捉の例: 白の粒子は3個の白の粒子に囲まれているため、ちょうど 3個分飛び越えて黒の粒子を捕捉します。 目的 最後に移動できたプレイヤーの勝ちです。 ゲーム終了例: 白プレイヤーは捕捉することができず負けます。 戦略のヒント クアンタム・リープは、可能な動き、特に長いジャンプを見つ けるのに少し時間がかかるため、いくらか視覚的な明快さに欠 けます。しかし、いくつかの基本的なガイドラインに従えば本当に重要な動きだけに集中することができます。 孤立した粒子(ソリトン)では捕捉することができないため、自 分の粒子は2個以上つながっているようにしましょう。 同じ理由から、'腕' を切り離すことで相手の粒子を孤立させま しょう。 例: 白プレイヤーの '腕' を赤で示します。ボールを孤立させる ために腕を切り離しましょう。ソリトンは青で示します。 孤立した自分の粒子はその隣にある相手の粒子を捕捉すること で '助ける' ことができます。 '密集した' グループは分割が難しく、いくつかの配置では容易 に再接続することができます。 例: 赤い点で示されたボールが捕捉された場合、そこを再び捕 捉することまたグループを再編成することができます。 長距離ジャンプ可能な箇所(5~6個分)は、良い考えではない かもしれません。ボードの端でジャンプが制限されるためで す。また、端のボールはジャンプする方向が制限されます。 それらはボード中央に移動するようにしましょう。 パズル 白の粒子のうちの1個が31回のジャンプで黒の粒子を全て捕獲 できるようなボードの初期配置にできますか? Rules and artwork © 2013 NÉSTOR ROMERAL ANDRÉS – Special thanks to Cameron Browne for revisions and the game name. Translation by Atsushi Matsumoto. 内容物 遊び方

QUANTUM LEAP - nestorgamesQuantum Leap (クアンタム・リープ) は、1辺が5マスの六角形 グリッドでプレイする2人用ボードゲームです。クアンタム・

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Page 1: QUANTUM LEAP - nestorgamesQuantum Leap (クアンタム・リープ) は、1辺が5マスの六角形 グリッドでプレイする2人用ボードゲームです。クアンタム・

QUANTUM LEAPSecond edition

A strategy board game for 2 players byNéstor Romeral Andrés

はじめに

Quantum Leap (クアンタム・リープ) は、1辺が5マスの六角形グリッドでプレイする2人用ボードゲームです。クアンタム・リープでは、各プレイヤーの粒子がボード上に分散していきます。目標は最後まで移動可能であることです。粒子は独特の方法で飛び越えて相手の粒子を捕捉することでのみ移動することができます。粒子は、それを直接取り囲む自分の粒子の数だけ飛び越える力を得ます。

- 61個の穴がある六角形ボード- 白の粒子30個と黒の粒子31個 (ボール)- キャリングケース

ゲームの準備

テーブルの中央にボードを置きます。

ボードの穴にボール(白30個と黒31個)をランダムに配置します。これにより、各穴は1個の粒子のみとなります。黒プレイヤーには、白プレイヤーの初手の優位性を打ち消すための追加の粒子があります。

各プレイヤーは1色(白または黒)を担当します。

白プレイヤーからゲームを始めます。どちらかが移動できなくなるまで交互に手番を行い、移動できなくなったら負けです。

手番では1個捕捉しなければなりません。粒子はその移動元の位置の周囲にある自分の粒子とちょうど同じ数だけ、放射状の6方向のいずれかに直線的に飛び越え、相手の粒子に到達してゲームから取り除くことで捕捉します(攻撃した側の粒子はその場所に置きます)。粒子は他の粒子を飛び越えることができます。

捕捉の例:白の粒子は3個の白の粒子に囲まれているため、ちょうど

3個分飛び越えて黒の粒子を捕捉します。

目的

最後に移動できたプレイヤーの勝ちです。

ゲーム終了例:白プレイヤーは捕捉することができず負けます。

戦略のヒント

クアンタム・リープは、可能な動き、特に長いジャンプを見つけるのに少し時間がかかるため、いくらか視覚的な明快さに欠けます。しかし、いくつかの基本的なガイドラインに従えば、本当に重要な動きだけに集中することができます。

孤立した粒子(ソリトン)では捕捉することができないため、自分の粒子は2個以上つながっているようにしましょう。

同じ理由から、'腕' を切り離すことで相手の粒子を孤立させましょう。

例: 白プレイヤーの '腕' を赤で示します。ボールを孤立させるために腕を切り離しましょう。ソリトンは青で示します。

孤立した自分の粒子はその隣にある相手の粒子を捕捉することで '助ける' ことができます。

'密集した' グループは分割が難しく、いくつかの配置では容易に再接続することができます。

例: 赤い点で示されたボールが捕捉された場合、そこを再び捕捉することでまたグループを再編成することができます。

長距離ジャンプ可能な箇所(5~6個分)は、良い考えではないかもしれません。ボードの端でジャンプが制限されるためです。また、端のボールはジャンプする方向が制限されます。それらはボード中央に移動するようにしましょう。

パズル

白の粒子のうちの1個が31回のジャンプで黒の粒子を全て捕獲できるようなボードの初期配置にできますか?

Rules and artwork © 2013 NÉSTOR ROMERAL ANDRÉS – Special thanks to Cameron Browne for revisions and the game name.Translation by Atsushi Matsumoto.

内容物

遊び方