242
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b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

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Page 1: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

1

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13

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24

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10 89

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91

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114

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115

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133

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5

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144

144

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151

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153

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155

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162

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6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

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46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

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50

51

52

53

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55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

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76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 2: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

2

7

8

9

9

10

10

10

11

12

13

13

15

16

18

18

19

24

24

3

24

29

30

46

57

60

64

78

10 89

91

91

92

92

93

95

97

98

104

104

104

4

105

107

113

114

114

115

115

116

116

116

116

117

120

121

121

126

129

132

133

133

134

137

5

137

139

144

144

146

151

151

152

153

153

155

155

157

162

162

164

171

176

179

182

183

185

6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 3: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

3

24

29

30

46

57

60

64

78

10 89

91

91

92

92

93

95

97

98

104

104

104

4

105

107

113

114

114

115

115

116

116

116

116

117

120

121

121

126

129

132

133

133

134

137

5

137

139

144

144

146

151

151

152

153

153

155

155

157

162

162

164

171

176

179

182

183

185

6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 4: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

4

105

107

113

114

114

115

115

116

116

116

116

117

120

121

121

126

129

132

133

133

134

137

5

137

139

144

144

146

151

151

152

153

153

155

155

157

162

162

164

171

176

179

182

183

185

6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 5: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

5

137

139

144

144

146

151

151

152

153

153

155

155

157

162

162

164

171

176

179

182

183

185

6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 6: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

6

187

192

207

208

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 7: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

7

第1章13 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み

第113 審理の対象となる財務会計行為

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 8: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

8

第213 納付義務の存否範囲をめぐる国と群馬県の関係

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 9: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

9

113 強制徴収の規定の不適用

213 地方公共団体相互間における負担金支払義務の処理との対比

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 10: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

10

313 まとめ

第313 一日校長事件最判と本件との関係

113 一日校長事件の最判の射程

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 11: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

11

213 一日校長事件と本件との事案の違い

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 12: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

12

第2章13 治水負担金に関する原判決の批判

第113 はじめに13

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 13: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

13

第213 法的な判断枠組みを誤っている原判決

113 国土交通大臣の納付通知と地方公共団体による負担金の支払いとの関係に

ついての原判決の理解の根本的誤り

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 14: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

14

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 15: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

15

213 群馬県知事による負担金支出命令の違法性の根拠に関する原判決の理解の誤

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 16: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

16

313 ダム建設計画ないしダム建設自体の違法性と納付命令の関係についての理解

の誤り

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 17: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

17

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 18: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

18

第3章13 治水上の不必要性―八ッ場ダムは治水上の必要性がないので負担金の支出

は違法である-

第113 利根川水系河川整備基本方針等の策定手続の瑕疵について

113 原判決の判示

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 19: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

19

213 原判決の判示が誤りである理由

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 20: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

20

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 21: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

21

sec

sec

sec

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 22: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

22

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 23: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

23

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 24: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

24

第213 八斗島における基本高水のピーク水量について

113 原判決の判示

213 基本高水のピーク流量について

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 25: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

25

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 26: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

26

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 27: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

27

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 28: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

28

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 29: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

29

313 計画規模の洪水があっても八斗島地点には1万6750Sしか流れな

いことについて

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 30: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

30

413 基本高水流量「八斗島地点2万2000S」が過大であることについて

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 31: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

31

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 32: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

32

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 33: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

33

8290 3sec 6790 3sec 1380 3sec

15110 3sec 9 15 8

13220 3sec

14680 3sec

14470 3sec

1000 3sec

500 3sec

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 34: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

34

14460 3sec

13040 3sec

13180 3sec

22 9

15000 3sec 14500 3sec 13000 3sec

17000 3

32km 51km

17000

3000

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 35: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 36: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 37: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 38: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

38

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 39: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

39

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 40: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

40

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 41: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

41

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 42: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

42

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 43: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

43

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 44: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

44

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 45: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

45

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 46: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

46

513 あり得ない国土交通省の新氾濫報告

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 47: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 48: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 49: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

49

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 50: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

50

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 51: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

51

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 52: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

52

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 53: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

53

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 54: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

54

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 55: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

55

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 56: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

56

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 57: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

57

613 流出計算モデル(貯留関数法)及び総合確率法による計算が非科学的である

ことについて

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 58: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

58

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 59: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

59

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 60: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

60

713 森林土壌が有する貯留効果について

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 61: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

61

62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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62

13 13

63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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63

流出域AA1

浸透域AA2

降雨

飽和雨量

斜線部がタンク貯留量

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 64: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

64

813 日本学術会議による「八斗島地点2万2000S」の検証について

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 65: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

65

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 66: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

66

21100

22200

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 67: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

67

17000

[ ]

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 68: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

68

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 69: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

69

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 70: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

70

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 71: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

71

17000 sec

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 72: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

72

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 73: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

73

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 74: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

74

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 75: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

75

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 76: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

76

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 77: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

77

21100

22200

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 78: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

78

913 関准教授の鑑定計算結果―推計ピーク流量は毎秒1万6600程度

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 79: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

79

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 80: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

80

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 81: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

81

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 82: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

82

流域

面積

一次

流出率

飽和

雨量

初期

損失

雨量

遅滞

時間

開始

基底

流量

A

(km2)f1

Rsa

(mm)

fsa

(国交省)

fsa

(学術会議

谷窪田)

R0

(mm)

Tl

(分)K P

Qb1

(m3S)

1 16548 04 150 10 07 120 30 7587 0528 73

2 6059 04 150 10 07 120 50 6252 0656 27

3 16577 04 150 10 07 120 50 9480 0592 73

4 10307 04 150 10 07 120 50 9480 0592 46

5 8180 04 150 10 07 120 50 9480 0592 36

6 11019 04 150 10 07 120 40 10591 0655 49

7 7919 04 150 10 07 120 50 9480 0592 35

8 22600 04 150 10 07 120 50 9480 0592 100

9 25205 04 150 10 07 120 90 13487 0530 111

10 16164 04 150 10 07 120 90 13487 0530 71

11 7878 04 150 10 07 120 90 13487 0530 35

12 18231 04 150 10 07 120 50 9480 0592 80

13 14449 04 - 04 04 140 50 35239 0300 64

14 26924 04 - 04 04 140 100 29321 0305 119

15 28900 04 - 04 04 140 100 29321 0305 128

16 15320 04 - 04 04 140 100 29321 0305 68

17 3830 04 - 04 04 140 100 29321 0305 17

18 16422 04 - 04 04 140 50 35239 0300 72

19 15701 04 - 04 04 140 50 35239 0300 69

20 18837 04 - 04 04 140 50 35239 0300 83

21 9712 04 - 04 04 140 50 35239 0300 43

22 9333 04 - 04 04 140 50 35239 0300 41

23 2468 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

24 2388 04 - 04 04 140 50 35239 0300 11

25 15513 06 200 10 07 140 30 29519 0428 68

26 11002 06 200 10 07 140 40 18623 0572 49

27 12139 06 200 10 07 140 60 10765 0680 54

28 16539 06 200 10 07 140 40 18623 0572 73

29 4327 06 200 10 07 140 40 18623 0572 19

30 19064 06 200 10 07 140 40 18623 0572 84

31 15874 06 200 10 07 140 40 18623 0572 70

32 20163 06 200 10 07 140 40 18623 0572 89

33 7500 06 200 10 07 140 40 18623 0572 33

34 9485 04 - 04 04 140 50 35239 0300 42

35 7005 06 200 10 07 140 40 18623 0572 31

36 26956 06 130 10 10 220 80 29976 0476 119

37 5325 06 130 10 10 220 80 29976 0476 24

38 5168 06 130 10 10 220 80 29976 0476 23

39 3750 06 130 10 10 220 80 29976 0476 17

No

係数最終流出率

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 83: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

83

16663

国国交交省省モモデデルル定定数数13 13

奥奥利利根根烏烏川川のの ffssaa をを 007713 13

ピピーークク2200660055 秒秒

ピピーークク1166666633 秒秒13 13 rarrrarr

13 13

84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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84

07

07 10

30

1960 2000

13 13

85

2011 6 1

httpwwwktrmlitgojpktr_contentcontent000040333pdf

071

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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2011 6 1

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071

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fsa

R2 081

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fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 86: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

86

fsa

R2 081

071

fsa=07 6000 10000

fsa=07

fsa 07

fsa=10 fsa=04

fsa=07

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 87: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

87

07

30

33

88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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88

33

 S33(1958)

S34(1959)

S56(1981)

S57-7(1982)

S57-9(1982)

H10(1998)

H11(1999)

H13(2001)

H14(2002)

H19(2007)

A13 13 実績流量  9504 8701 7164 8220 8005 9710 5507 6557 5980 8126

B 国交省計算(飽和雨量可変)

8766 8943 7776 7981 8843 9613 6823 5179 5349 8711

C13 13 当方計算(S33年の飽和雨量で固定)

9467 8702 8621 8157 9241 11529 7325 6147 6558 9228

AC 100 100 083 101 087 084 075 107 091 088

rarr

rarr

89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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89

1013 行政庁(国土交通大臣)に対する訴訟参加申立等について

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 90: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

90

91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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91

第313 八ッ場ダムの治水効果について

113 原判決の判示

92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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92

213 最大流入量毎秒3900立方メートルについて

313 八ッ場ダムなしでもカスリーン台風洪水に対応可能であること

93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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93

413 国土交通省もカスリーン台風洪水が再来した場合における八ッ場ダムの治

水効果がゼロであることを認めていること

94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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94

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 95: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

95

513 2倍以下の引き伸ばし率の洪水における八ッ場ダムの効果

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 96: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

96

1) 11995588991166 24341 2718 164

2) 11996666662266 23745 1573 1

3) 11994499882299 22961 195 224

4) 11994477991133 22170 1749 0

5) 11995599992244 18885 1394 1369

6) 11994488991144 17524 1021 115

7) 11997722991144 16840 988 1039

97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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97

8) 11995599881122 16607 942 1487

9) 11993377771144 14904 698 85

10) 11994455110033 12828 1195 846

11) 11995500772277 10674 642 182

12) 11996611662266 8718 506 535

20384 1323 551

613 流域都県においても八ッ場ダムの洪水調節効果は殆どない

(1865 ) (1325 ) (1320 )

(1220 ) (1220 ) 3 (1000 )

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 98: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

98

3 (890 )

713 八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討「費用便益比算定」の内容は非現実的

なものであること

21925

139 100

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 99: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

99

22163 3417

86 3504

( ) 63

11 12 15 110 130 150 1100 1200

洪水年月実績3日雨量(mm)

観測最大流量(秒)

S229 309 --S239 207 --S248 201 --S339 172 8730S348 208 8280S577 222 7990S579 214 8190H109 186 9220

〔注〕観測最大流量は流量年表による

1 1 1 200

times times

100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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100

12

17 4

101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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101

想定する最大流流量量規模

15洪水まで想定

110洪水まで想定

130洪水まで想定

150洪水まで想定

1100洪水まで想定

1200洪水まで想定

八ッ場ダムがない場合 501 1687 3748 4820 6788 8643

八ッ場ダムがある場合 431 1508 3242 4131 5693 7300

流流量量規模 13 15 110 130 150 1100 1200

八ッ場ダムがない場合 0 7516 16199 45632 115177 278508 463483

八ッ場ダムがある場合 0 6464 15082 36925 96435 215972 426989

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 102: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

102

103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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103

104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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104

813 まとめ

第413 結論

113 法の趣旨を軽視し挙証責任を転換した原判決

105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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105

213 東京事件及び千葉事件の東京高裁判決について

106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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106

107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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107

( )

313 大竹判決及び加藤判決の問題点

108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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108

109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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109

110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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110

111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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111

112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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112

113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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113

413 まとめ

114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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114

第4章13 利水に関する原判決の判断基準の誤り

第113 原判決の判断の概要

113 原判決の判断

(1)

(2)

115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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115

213 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

313 原判決の結論

(

)

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 116: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

116

第213 大臣納付通知の拘束力

113 原判決の判示

213 ダム使用権設定申請の取下げは自由である

313 国の納付通知の拘束力は撤退権を行使しない理由にならない

117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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117

413 「ダム使用権設定予定者たる地位」に関する原判決の判断の誤り

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 118: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

118

119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

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236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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119

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

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130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

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200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

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1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

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800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 120: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

120

513 特定多目的ダム法の施行令の改正について

121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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121

第313 負担金支出行為の違法性の具体的判断基準について

113 裁量逸脱の有無の司法審査の基準

122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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122

123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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123

124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

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224

225

226

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228

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230

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第9章13 結論

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124

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 125: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

125

126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

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238

239

240

241

第9章13 結論

242

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126

213 本件八ッ場ダム事業(水道事業)の場合の判断基準と具体的考慮要素等

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

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90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

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170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 127: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

127

128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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128

129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

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出典日本水道協会「水道統計」

150

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1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

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713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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129

313 田村教授による裁量審査基準の提示

130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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130

131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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131

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 132: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

132

413 原判決の群馬県の裁量に対する司法審査の問題点と裁量権逸脱の違法

(2)

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 133: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

133

第5章13 利水上の不必要性―八ッ場ダムは群馬県にとって利水上の必要性がない

ので負担金の支出は違法である-

第113 群馬県が水需給計画を策定せずに八ッ場ダム事業に参画するのは違法

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 134: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

134

(2)13 原判決の判示13

213 原判決の誤り

(1)

135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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135

(2)

136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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136

13

137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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137

第213 群馬県の水需要予測は水需要の実績と大きく乖離

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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138

(2) 13 原判決の判示13

139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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139

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県の水需要予測に対して無限の裁量権を認める原判決13

140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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140

141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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141

(2)13 水需要の規模縮小でますます必要性が希薄になる八ッ場ダム13

142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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142

143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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143

144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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144

13

第313 八ッ場ダムがなくても群馬県は十分な水源を保有

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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145

(2) 13 原判決の判示13

146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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146

213 原判決の誤り

(1) 13 群馬県営水道の水源の融通13

147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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147

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

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224

225

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227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 148: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

148

((22))

149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

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222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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149

150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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150

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 151: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

151

13

第413 群馬県の計画でも地下水は現状維持

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

(2)13 原判決の判示13

152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

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400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

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1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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152

213 原判決の誤り

153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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153

13

第513 水あまり現象で渇水の影響は軽微に

113 控訴人らの主張と原判決の判示

(1) 13 控訴人らの主張の主旨13

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

Page 154: b õ A U 5 n W Ä o · 第1章 治水上の建設事業負担金を違法とする判断の枠組み 第1 審理の対象となる財務会計行為 v a kKHfo q é V `n 6 æM hk j

154

原判決

155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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155

213 原判決の誤り

313 最近の渇水について

1

156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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156

39 1964 50

(3)

2 6 8

9 13 24 25

10

6

5

10

10

5

13

157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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157

13

第613 結13 語

158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

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1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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158

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015年年度度

万m3日

実績

「新水需給計画」の予測

21世紀のプラン

emsp emsp 

出典日本水道協会「水道統計」と群馬県の開示資料料

933

1106

500

600

700

800

900

1000

1100

1200

1980 1985 1990 1995 2000 2005

年年度度

千m3日

出典日本水道協会「水道統計」

図表2emsp emsp 群馬県上水道の一日最大給水量量の実績

159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

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236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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159

498

599

300

350

400

450

500

550

600

650

1980 1985 1990 1995 2000 2005年年度度

リットル日

emsp 

出典日本水道協会「水道統計」

150

160

170

180

190

200

210

1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030

万人

総人口

給水人口

国立立社会保障人口問題研究所の推計(2007年年)

出典本水道協会「水道統計」と群馬県の資料料および国立立社会保障人口問題研究所の資料料

図表17emsp 群馬県の総人口と給水人口の推移及び国立立人口研の推計

年年度度

160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

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233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

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160

103

95

8892

98

60

70

80

90

100

110

120

130

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030年年度度

万m3日

実績

余裕を見見た合理理的な予測

emsp 

広桃用水転用を除く保有水源emsp 114

emsp emsp 

図表31emsp 東京都水道の保有水源と一日最大配水量量の推移

0

100

200

300

400

500

600

700

1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005

万m3日

保有水源

1日最大配水量量の実績

(出典配水量量の実績は東京都水道局「事業概要」保有水源は東京都の開示資料料から計算)

荒川調節池利利根中央事業

北北千葉葉導水路路浦山ダム

霞ヶ浦開発埼玉合口二期

奈奈良良俣タム渡良良瀬遊水池

草木ダム

利利根川河口堰

下久保ダム

矢木沢ダム

年年度度

161

0

200

400

600

800

000

200

400

600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

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223

224

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226

227

228

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230

231

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233

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240

241

第9章13 結論

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600

800

1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010

mm

年年図表-‐‑‒新1 前橋の年年降降水量量の長期的変化

162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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162

第6章13 ダムサイトの危険性―八ッ場ダムにはダムサイト地盤に危険性があり

このままの建造は許されない-

113 はじめに

213 原判決の判断枠組みの誤り

(1)

163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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163

(2)

(3)

164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

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241

第9章13 結論

242

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164

(4)

313 基礎岩盤の脆弱性について

165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

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230

231

232

233

234

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240

241

第9章13 結論

242

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165

B

CM

B

H14

CH B

166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

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217

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第9章13 結論

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166

167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

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213

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第9章13 結論

242

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167

168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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168

169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

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228

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236

237

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239

240

241

第9章13 結論

242

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169

(3)

H14

170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

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237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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170

171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

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第9章13 結論

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171

413 基礎岩盤の高透水性について

172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

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第9章13 結論

242

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172

( )

173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

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182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

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第9章13 結論

242

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173

174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

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(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

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713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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174

175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

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222

223

224

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228

229

230

231

232

233

234

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236

237

238

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240

241

第9章13 結論

242

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175

(

)

176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

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241

第9章13 結論

242

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176

513 熱水変質帯について

177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

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223

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232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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177

(2)

H14 5

0

CL CM

( )

178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

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第9章13 結論

242

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178

179

613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

(3)

m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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213

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第9章13 結論

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613 断層の存在

(1)

180

(2)

H14

1

1

( )

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m m

181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

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第9章13 結論

242

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1

1

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m m

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D

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D )

1 m

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713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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181

D

m( )

D )

1 m

m

182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

224

225

226

227

228

229

230

231

232

233

234

235

236

237

238

239

240

241

第9章13 結論

242

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182

713 まとめ

183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

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233

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239

240

241

第9章13 結論

242

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183

第7章13 地すべりの危険性-八ッ場ダムには貯水池地すべりの危険性がありこ

のままの建造は許されない-

113 控訴人らの主張の骨子

184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

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241

第9章13 結論

242

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184

185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

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第9章13 結論

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185

213 原判決の判断とこれに対する批判

186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

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第9章13 結論

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186

187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

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第9章13 結論

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187

313 国土交通省が示した新たな地すべり対策

(1)

188

189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

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第9章13 結論

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189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

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198

199

200

201

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203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

218

219

220

221

222

223

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233

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236

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238

239

240

241

第9章13 結論

242

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189

190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

216

217

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第9章13 結論

242

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190

191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

197

198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

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第9章13 結論

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191

地区名 対策工法 (案) 従来の計画の対策工法

二社平(川原畑) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

勝沼(林) 排土工押さえ盛土工 押さえ盛土工捨石工

小倉(横壁) 排土工押さえ盛土工鋼管杭工 H21迄に実施済

白岩沢(横壁) 排土工押さえ盛土工 なし

久森沢(林) 押さえ盛土工 なし

久々戸(長野原) 押さえ盛土工 なし

川原畑① 押さえ盛土工 なし

川原畑② 押さえ盛土工 なし

川原湯 押さえ盛土工 なし

横壁 押さえ盛土工 なし

林 押さえ盛土工 なし

川原湯① 杭工 なし

川原湯② 杭工 なし

川原湯③ 杭工 なし

川原湯④ 杭工 なし

長野原 アンカー工 なし

未固結堆積物

代替地安全対策

種別

八ッ場ダム事業検証による新たな地すべり対策と従来の計画

地すべり等対策

地すべり地形

192

413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

196

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198

199

200

201

202

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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第9章13 結論

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413 国土交通省が示した新たな地すべり対策の問題点

193

194

195

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198

199

200

201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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第9章13 結論

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

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地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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第9章13 結論

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

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地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

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地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

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地すべり地形

未固結堆積物層

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

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213 原判決の判示が誤りである理由

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概算工事費(億円)

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川原畑① 25

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川原湯 202

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地すべり地形

未固結堆積物層

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地すべり対策の概算工事費

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

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概算工事費(億円)

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久森沢 39

久久戸 04

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川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

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地すべり地形

未固結堆積物層

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

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概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

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川原畑① 25

川原畑② 57

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川原湯 202

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地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

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213 原判決の判示が誤りである理由

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概算工事費(億円)

二社平 2

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川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

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地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

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213 原判決の判示が誤りである理由

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第9章13 結論

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201

202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

211

212

213

214

215

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第9章13 結論

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202

203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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第9章13 結論

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203

概算工事費(億円)

二社平 2

勝沼 183

白岩沢 339

久森沢 39

久久戸 04

小計 585

川原畑① 25

川原畑② 57

林 57

川原湯 202

横壁 171

小計 512

1097

地すべり地形

未固結堆積物層

合計

地すべり対策の概算工事費

204

205

206

207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

210

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第9章13 結論

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207

第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

209

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

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第8章13 八ッ場ダム建設事業における環境影響評価義務違反について

113 原判決の判示

208

213 原判決の判示が誤りである理由

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213 原判決の判示が誤りである理由

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