旅館ホテル業事業継続計画（BCP）

平成 年 月 日

目 次

1 BCPの基本方針 .................................................. 1

2 BCPの策定・運用体制 ............................................ 2

3 中核事業に係る情報 .............................................. 3

4 重要業務 ........................................................ 4

5 重要業務に必要な資源とその代替策 ................................ 5

(1) BCP発動時のチェックリスト .................................... 7

(2) 対策本部メンバー連絡先リスト ................................. 9

(3) 重要業務責任者連絡先リスト .................................. 10

(4) 主要供給者／業務委託先リスト ................................ 11

1

1 BCP の基本方針

当ホテルにおいて BCP（事業継続計画）を策定・運用する目的とともに、当ホテルの

特性を踏まえ、緊急時に事業継続を図るうえで必要な事項は以下のとおりとする。

1 BCP策定･運用の目的

① 顧客にとって

② 従業員にとって

③ 地域にとって

2 緊急時に事業継続を図る上での要点

① 安全を最優先とする。

② 同業者を含め、地域の皆様と協力する。

③ 公的支援制度を活用する。

3 BCP及び災害計画の更新時期

毎年 月（年 回更新）

2

2 BCP の策定・運用体制

当ホテルにおいて、BCP（事業継続計画）を策定する、平常時に BCP の運用を推進する、緊急

時に BCPを発動し継続対策を推進する体制は以下のとおりとする。

各責任者は、経営者自らがあたるべきである。なお、サブリーダー、緊急時における BCPの発

動体制におけるそれぞれの代行者について、以下のように定めることとする。

1 BCPの策定体制

役割 担当者

① 責任者

② サブリーダー（必要に応じて複数名）

2 平常時における BCPの運用推進体制

役割 担当者

① 責任者

② サブリーダー（必要に応じて複数名）

③ 連携する取引先企業や協力会社

④ 一緒に取組む組合等の組織

⑤ BCP運用の対象者

3 緊急時における BCPの発動体制

役割 担当者 代行者

① 責任者

② 顧客・協力会社担当サブリーダー

③ 事業資源担当サブリーダー

④ 財務担当サブリーダー

⑤ 従業員支援担当サブリーダー

3

3 中核事業に係る情報

当ホテルにおける中核事業及びそれに係る情報は以下のとおりとする。

中核事業

中核事業の

社内責任者

中核事業中断の

場合の損失額

(含む違約金等)

中核事業として

選定された理由

目標復旧時間

（括弧内の適当な

時間単位に○を付ける）

（時間・日・週間 程度）

備考

4

4 重要業務

中核事業【 事業】の継続に必要な重要業務は以下のとおりとする。

【宿泊事業】

重要業務 重要業務の

責任者

責任者

連絡先 備考

内線

携帯

内線

携帯

内線

携帯

内線

携帯

内線

携帯

5

5 重要業務に必要な資源とその代替策

「4 重要業務」に記載された業務を実施するために必要な資源と、それが災害や事故な

どによって使用できなくなった場合の代替策は以下のとおりとする。

(1)

資源（業務を行うのに必要なもの） 代替策

人員・

スキル

建物

道具や

情報システム

情報

設備

外部要因

(2)

資源（業務を行うのに必要なもの） 代替策

人員・

スキル

建物

道具や

情報システム

情報

設備

外部要因

6

(3) 中長期的な課題の整理

現時点で対策が講じられていない事項については、中長期的な課題として整理する。

課題項目 内容 対応部署 完了時期

7

(1) BCP 発動時のチェックリスト

① 災害や事故などの緊急事態が発生した場合は、まず初動対応（避難、初期消火、安全

確保、救命救護など）を実施する。

② 次に、BCP発動前に下記チェックリストに記載されている各項を実施する。

【チェックリストの使い方】

BCP作成時は「担当者」、「着手日時」、「完了日時」の欄は空欄で用意しておく

緊急事態発生後、各項を実施するときに「担当者」にその作業を実施する人の

名前、「着手日時」にその時の日付と時刻を記入する

作業完了後、「完了日時」にその時の日付と時刻を記入する。

実施すること 担当者 着手日時 完了日時

従業員の安否確認を行い、業務に従事できる

人員を特定する

建物・設備の被害状況を確認し、記録する

（必要に応じて写真を撮る）

建物・設備に安全上の問題がないか確認し、

あれば安全を確保するための処置を行う

宿泊客など当ホテルに滞在中のお客様のリス

トを作成し、帰宅等の希望を確認する

当ホテルおよび滞在中のお客様の状況を行政

の災害対策本部に報告する

業務委託先が業務遂行可能かどうか確認する

状況を勘案して目標復旧時間の修正を行い、

業務再開・復旧の日程（目標）を決める

ホテル・旅館予約サイトや旅行代理店などの

提携先と連絡をとり、当ホテルの現状および

業務再開の目途を報告する

8

参考 ＢＣＰ発動フロー

「南海トラフ地震に備える企業のＢＣＰ（事業継続計画）策定のための手引き【改訂版】」

「（別冊）ＢＣＰ策定参考資料」（http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/151401/bcp-tebiki.html）

P11を参照し、旅館ホテル用に修正

自社・取引先の状況を踏ま

え、限定的に事業を再開する

段階でＢＣＰを発動します。

緊急事態の発生

初動対応（緊急事態ごと）

二次被害防止措置

従業員の参集

安否及び被災状況確認

宿泊客の帰宅支援

など

宿泊（予定）客・取引先への連絡

第１回対策会議

（被災情報の整理と今後の中核事業継続方針）

宿泊手配・取引調整

↓

宿泊手配・取引復元

宿泊（予定）客・ 取引先への対策

応急措置

↓

復旧措置

従業員・建物設備

対策

運転資金の確保・支払

↓

復旧資金の調達

財務関連対策

災害復興

地域貢献活動（可能な場合）

数ヶ月

数日

１ヶ月

当日

大地震など緊急事態の

発生後に行う「命・

安全を守る活動」です。

9

(2) 対策本部メンバー連絡先リスト

緊急事態発生時に参照しやすい場所に、最新版のコピーを保管しておくこと。

（最終更新日： 年 月 日）

役割 氏名 連絡先

責任者

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

顧客・協力

会社担当サ

ブリーダー

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

事業資源担

当サブリー

ダー

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

財務担当サ

ブリーダー

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

従業員支援

担当サブリ

ーダー

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

10

(3) 重要業務責任者連絡先リスト

緊急事態発生時に参照しやすい場所に、最新版のコピーを保管しておくこと。

（最終更新日： 年 月 日）

重要業務 責任者氏名 連絡先

客室清掃

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

リネン交

換

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

予 約 受

付・

管理

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

フロント

デスク

運営

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

宿泊費

清算

自宅電話 携帯電話

自宅メールアドレス

携帯メールアドレス

11

(4) 主要供給者／業務委託先リスト

供給品目 または サービス

会社名

（担当者氏名） 連絡先 備考

電話

メールアドレス

担当者携帯電話

担当者携帯メール

電話

メールアドレス

担当者携帯電話

担当者携帯メール

電話

メールアドレス

担当者携帯電話

担当者携帯メール

電話

メールアドレス

担当者携帯電話

担当者携帯メール

電話

メールアドレス

担当者携帯電話

担当者携帯メール

1 あなたの旅館・ホテルにおける事業を ぬかりなく書き出してください

a 社内事務などのように、お客様に提供するサービスに直接関係ないものは対象外です。

ｂ お客様に提供する全てのサービスをぬかりなく含めるように注意してください。

2 左に記入した事業のうち、「最も早く（優先的に）再開させたい事業」について、その事業を運営するために必要な業務を、ぬかりなく書き出してください

業務の名称 説明

事業・業務の整理ワークシート 様式１

（ａ）定期収入 （ｉ）定期収入

（ｂ）売掛金 （ｊ）売掛金

（ｃ）人件費 （ｋ）人件費

（ｄ）賃料 （ｌ）賃料

（ｅ）その他固定費 （ｍ）その他固定費

（ｆ）買掛金 （ｎ）買掛金

（ｇ）借入金返済 （ｏ）借入金返済

（Ａ）現在の現預金残高 （Ｂ）合計（Ａ＋ａ＋ｂ-ｃ-ｄ-ｅ-ｆ-ｇ） （Ｃ）合計（Ｂ＋ｉ＋ｊ-ｋ-ｌ-ｍ-ｎ-ｏ）残高

財務分析ワークシート

(ａ) （ｉ）定期収入　事業が中断されている間でも込める収入　（不動産収入など）

（ｂ） （ｊ）売掛金　前月以前に発生した売り上げの分が 遅れて入金されるもの

（ｃ） （ｋ）人件費　全従業員に支払われる給料の合計　（残業手当などを含まない手取り金額）

(ｄ） （ｌ）賃料　事務所などが賃貸物件の場合は それらに関して支払う賃料

（ｆ） （ｎ）買掛金　前月以前に調達した資材などの支払い

（ｇ） （ｏ）借入金返済）　金融機関から受けている融資の返済

１ヶ月目 ２ヶ月目

収入

支出

実際に各旅館・ホテルの財務データを当てはめて、事業中断によって財務状況がどのように変化するか調べましょう。

様式２

「残高」欄には予め計算式を入れています。

水色のセルに数字を入力するだけで、自動的に残高が計算されます。

1日 3日 7日 30日 1日 3日 7日 30日 1日 3日 7日 30日 1日 3日 7日 30日 1日 3日 7日 30日 1日 3日 7日 30日

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

当社収益 その事業の中断が当社の収益に対して与える損失の大きさ

利用客 その事業の中断が宿泊客や、レストランや宴会場などの利用客に対して与える影響の大きさ 1 ほとんど影響がない

旅行会社など その事業の中断が旅行会社や代理店、ホテル紹介 Web サイトなどの事業者に対して与える影響の大きさ 2

地域社会 その事業の中断が近隣の住民の皆様や同業者などに対して与える影響の大きさ 3

業務委託先 その事業の中断がクリーニング、レストラン、設備管理、清掃などの業務委託先に対して与える影響の大きさ 4

レピュテーション その事業の中断によって当旅館・ホテルのレピュテーション（評判、評価、信頼、名声等）が低下する度合い 5 致命的な影響が発生する

No. 事業の種類 合計

中核事業分析ワークシート

基準

備考

業務停止の場合の影響 (1～5)

当社収益 利用客 旅行会社など 地域社会 業務委託先 レピュテーション

様式３

様式４

業務別 資源分析ワークシート

（1）業務の概要

業務名

業務の概要

（2）業務に必要な資源と、その代替性

資源

(業務を行うのに必要なもの)

代替

可否 代替策・業務への影響

人員・

スキル

建物

道具や

情報

システム

情報

設備

外的要因

（「代替可否」欄の記入方法）

〇：容易に代替可能 ／ △：代替のために準備や作業が必要 ／ ×：代替不可能