お客さま導入事例 株式会社関電工 情報通信システム本部 様

『KDDI Powered Ethernet extra』で 工事情報の共有ネットワークを構築し、 効率的な進捗管理を実現

株式会社関電工 情報通信システム本部様では、多数の施工案件の効率的な管理

を目的として、工事情報の共有に特化した部門ネットワークを、KDDIの新しい

VPNサービス『KDDI Powered Ethernet extra』を利用して構築。これによ

り協力会社を含むすべての関係者は、日々更新される工事情報を1つのネットワー

ク上でリアルタイムに共有できるようになり、業務効率が大幅に向上した。

現在、東京都内と北関東など9拠点を結んで運用されている同社同本部様の工事

情報ネットワーク。宅内L3装置（extraエッジ）までの一貫したサポートで管理負

担が少なく、拡張性にも優れた『KDDI Powered Ethernet extra』のメリット

を活かして、将来的には全国の協力会社を束ねる一大ネットワークに発展させ

ることを検討している。

株式会社関電工情報通信システム本部 情報通信部

品質工事管理チーム 主任（工事管理担当）普輪崎 久展氏

Keyman's Voice

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会社概要

本社：東京都港区芝浦4-8-33

設立：1944年9月1日／資本金：102億6400万円（2005年3月末）／売上高：4,186億円（2005年3月期）／

　　 従業員数：5,916名（2005年3月末）

東京電力系で日本最大級の総合設備工事会社。新築物件の電気設備工事全般、既存物件のリニューアル工事、情報通

信関連工事、エネルギー関連システム構築などの事業を国内外に向けて展開。原子力をはじめとするエネルギー分野

をはじめ、IT関連、セキュリティ関連などでも高度な技術とノウハウを誇る。快適な住環境の創造、最新鋭の職場環境の

提案を通じた安全かつ機能的な地域社会への貢献を理念に、電力会社、総合建設企業、民間企業、公共団体など幅広い

顧客へサービスを提供している。

B0165

KDDIの主要サービス

『KDDI Powered Ethernet extra』を活用した リアルタイムな情報共有で、工事品質の向上に 取り組んでいます。

KDDI Powered Ethernet extra KDDIインターネット

0601

KDDI株式会社http://www.kddi.com/business/

KDDI Powered Ethernet

4年連続広域イーサネット利用率No.1＊1を誇る『KDDI Powered Ethernet』。稼働率SLA99.99%、故障回復時間SLA10分＊2という業界最高水準の品質を誇ります。優れたトラブルシューティングで高い評価を頂いており、万全のアフターフォローで導入後も安心です。

KDDI IP-VPNサービス

『KDDI IP-VPNサービス』は潤沢なバックボーンを最大限に活かし、コア技術に最新のルーティングテクノロジー「MPLS」を利用することで、企業通信ネットワークに欠かせないセキュアで高品質、経済的なIPプライベートネットワークをご提供します。国内・国際・モバイル・インターネットなど、あらゆるアクセス環境よりご利用可能であり、お客さまの様々なビジネスニーズにお応えします。

KDDI インターネット企業・SOHO向けインターネット接続サービスです。低価格で高速接続を実現。抜群のコストパフォーマンスで、お客さまのeビジネス展開に必要なブロードバンドアクセスをご提供します。

KDDI セキュアライン多用なセキュリティ機能をネットワーク側で提供する、インターネット回線と一体型のセキュリティサービスです。導入から運用までＫＤＤＩが一括でサポートし、お客さまの管理・運用の手間を軽減。さらにＢＯＸタイプはセキュリティ補償制度もあります。

KDDI 光ダイレクト

『KDDI 光ダイレクト』は、KDDIが提供する光ファイバーをアクセス回線に使用し、KDDIの高品質IP網 (CDN網) を中継網に利用して提供するIP電話サービスです。電話番号は、NTT加入電話と同様な番号体系 (0ABJ番号) での提供となりますので、お客さまが現在ご利用中の電話番号のままIP電話を利用できるのが大きな特長となっています。またオプションとして、インターネット接続サービスもご利用いただけます。

KDDI Powered Ethernet extra

『KDDI Powered Ethernet』から進化した、広域イーサネットのスループットとIP-VPNのスケーラビリティを併せ持つ新しいVPNサービス。99.99%の稼働率をSLAとして設定するほか、宅内L3装置（extraエッジ）までKDDIが設置・運用管理を行うことにより、お客さまのご負担を軽減します。

KDDI 国内イーサネット専用サービス

ポイントtoポイント型で2拠点間を結ぶ、イーサネット方式による専用線サービス。お客さまの社内ＬＡＮを、10Mbps・100Mbps・1Gbpsの高速・高品質なイーサネットインターフェイスで直接接続します。導入時の初期費用を抑えつつ、『KDDI Powered Ethernet』の信頼性、高品質はそのままの専用回線を、低価格にてご利用いただけます。

KDDI データセンター

10年余にわたり700社以上のお客さまにデータセンターサービスをご提供してきたKDDIの豊富なノウハウを結集。コロケーションだけでなく、超高速バックボーン、マネージドサービス、セキュリティサービス、さらにデータセンターイーサネットサービスに代表される高付加価値サービスを総合的にご提供し、お客さまの多種多様なニーズにご対応いたします。

KDDI IT おまかせプラン

お客さまのITインフラ整備について、ニーズの分析から、最適なシステム・ネットワークの設計、構築、運用までを一貫して請け負うことにより、お客さまの事業運営を全面的にご支援するサービスです。これまでお客さまが個々に行っていた機器や回線に関わる業者との調整、交渉につきましても、KDDIが一元的に対応し、支払い窓口の一本化にもお応えします。

＊1 出典：日経コミュニケーション2005年9月1日号 ユーザー人気度調査「広域イーサネット」部門で「Powered Ethernet」 （旧パワードコム）が4年連続1位。＊2 デュアルアクセスサービスをご利用の場合になります。

4P

株式会社関電工 情報通信システム本部 情報通信部　大田工務所 河野 晃氏

関電工 情報通信システム本部様では、日々の業務の中で協力会社との連絡は、主に電話、ファックス、メー

ルを用いてきたが、工事の多様化、施工案件の増加によって、関係者間でやりとりされる情報共有の効率

化が課題となっていた。

「2004年暮れ、工事情報の共有に特化した部門ネットワークの構築がにわかに具体化し、そのとき提案

を受けたのがKDDIの『KDDI Powered Ethernet extra』でした。広帯域で安価なレイヤー2サービスの広域イーサネットか、レイヤー3サービスで拡張性が高く管理も容易なVPNか、どちらにするか迷

いましたが、『KDDI Powered Ethernet extra』は双方のメリットを兼ね備えていました」（株式会社関電工 情報通信システム本部 情報通信部 大田工務所 河野 晃氏）

工事情報ネットワークの構築にあたって、管理のしやすさを第一の要件にあげていた同社同本部様にとっ

て、宅内L3装置（extraエッジ）が構内に設置され、イーサネットケーブルを接続するだけで簡単に運用でき、外部とのネットワーク（レイヤー3網）の管理はKDDIが代行してくれる『KDDI Powered Ethernetextra』のメリットは大きな魅力だった。また、ネットワークのプランニングなど、KDDIの提案型サポートも加わって、工事情報ネットワークはわずか1ヵ月という短期間で完成し、2004年12月の稼動にいたっ

たという。

工事情報の共有ネットワークを短期間で構築

『KDDI Powered Ethernet extra』で、管理負担の軽減に成功

全国規模のネットワーク構築も可能なスケーラビリティ

工事情報の共有に特化した部門ネットワークを『KDDI Powered Ethernet extra』で構築した関電工 情報通信システム本部様。

宅内L3装置（extraエッジ）までの一貫したサポートにより、運用管理の負荷がかからないメリットをフル活用して、工事管理の効率化を着々

と実現している。拠点内LANの管理だけで手軽に運用でき、優れた拡張性も備えた『KDDI Powered Ethernet extra』のネットワーク

は、総合設備工事会社の最大のミッションである工事品質の向上とコスト削減にも大きく貢献している。

株式会社関電工情報通信システム本部 情報通信部 品質工事管理チーム 主任（工事管理担当）普輪崎 久展氏

現在、工事情報ネットワークには、東京都内と北関東の拠点事務所、協力会社合わせて9拠点、約150の

クライアントが接続されている。

「『KDDI Powered Ethernet extra』は、extraエッジまでをKDDIが一元的にサポートしてくれるアウトソーシング型サービスですので、私たち利用者はLAN側の管理をするだけで簡単に運用できます。『KDDIPowered Ethernet extra』導入後も外部とのネットワーク管理の負担は一切なく、レイヤー2サービスとレイヤー3サービスのメリットをフル活用でき大変満足しています」（河野氏）

また、拠点内のネットワーク運用については、VLANを使って案件ごとに工事情報のグループ管理を行い、

アクセス権限も各グループのユーザーごとに区別している。

「工事管理と言っても、仕入れ管理から進捗管理、コスト管理まで、その管理項目は広範にわたります。段

取りを怠るとコストも時間も増大してしまうため、関係者同士の情報共有は極めて重要です。今回構築し

たネットワークでは、VLANを使った工事情報のグループ管理に加えて、独自開発したアプリケーションを

ログイン方式で運用しています。協力会社を含む工事関係者が、必要な情報をリアルタイムに受け取れる

ネットワークが実現されています」（株式会社関電工 情報通信システム本部 情報通信部 品質工事管

理チーム 主任 工事管理担当 普輪崎 久展氏）

こうした工事管理の効率化は、長期的な工事品質の維持・向上とコストの低減という大きな成果にもつな

がっていく。今後は、独自開発のシステム上で積算情報管理なども行い、コスト削減効果をさらに追求して

いく方針だという。

数百拠点を1つのVPNに収容できる拡張性も『KDDI Powered Ethernet extra』の大きな特長である。エリアを選ばないKDDIの豊富なアクセス回線を利用すれば、ここ数年、施工案件が増加している関東圏以外に工事情報ネットワークを拡大することも可能である。

「現状、関東圏を中心に約20拠点の拡張を考えていますが、将来的には全国の協力会社を束ねる一大ネットワークの運用も検討してい

ます。レイヤー3サービスのメリットも備えた『KDDI Powered Ethernet extra』なら、拠点数が拡大してもレイヤー2サービスのようなネットワークの再設計は不要です。ネットワーク上で遠隔地と仮想的なミーティングを行ったり、データベースを共有したりす

るなど、『KDDI Powered Ethernet extra』の導入によって、新しい次元の工事管理の可能性が生まれました」（普輪崎氏）『KDDI Powered Ethernet extra』は、extraエッジまで24時間365日一元監視してくれるため、小規模な協力会社まで拠点が拡張しても安心である。

「施主様のニーズに応じて、工事情報もますます多様化しています。多数の案件を統一基準で管理できる体制づくりなど、工事管理

の効率化には今後も積極的に取り組んでいかなければいけません。今回導入した『KDDI Powered Ethernet extra』は、その実現のための重要なインフラとして位置付けています」と、普輪 氏は期待を語った。

『KDDI Powered Ethernet extra』

『KDDI Powered Ethernet extra』は、『KDDI Powered Ethernet』から進化した新しいタイプのVPNサービスです

ＷANを意識する必要のないアウトソーシング型サービスKDDIが提供する宅内L3装置（extraエッジ）にイーサネットケーブルを接続するだけで、すぐにIPネットワークを構築することができます。WAN側の設計や管理はすべてKDDIが

行うため、これまでのように複雑なネットワークの設計作業は不要です。コンセント感覚の

簡単導入で、ネットワークの運用コストは大幅に削減されます。

レイヤー2サービスの“高スループット”とレイヤー3サービスの“スケーラビリティ”を同時にご提供 『KDDI Powered Ethernet extra』は、広帯域を安価に導入できるレイヤー2サービスのメリットと、運用が容易で拡張性が高いレイヤー3サービスのメリットを併せ持つ新しい

VPNサービスです。数百拠点を1つのネットワークに収容でき、アクセス帯域の増強にも迅

速に対応できるため、お客さまのニーズに応じた柔軟なネットワーク運用が可能となります。

『KDDI Powered Ethernet』をベースにネットワークの高可用性を保証『KDDI Powered Ethernet extra』は、『KDDI Powered Ethernet』をベースに可用性の高い安心なネットワーク環境をお客さまにご提供します。KDDIが24時間365日、

一元的に監視し、ワンストップで迅速な切り分け・復旧が可能なため、万が一の故障時のサ

ポートも万全です。

宅内L3装置（extraエッジ）まで万全サポートの『KDDI

Powered Ethernet extra』で、管理負担のかからない工事情報ネットワークの運用を実現。

ポイント1

拡張性に優れた『KDDI Powered Ethernet extra』の導入で拠点数の増加やアクセス帯域の増強にも迅速かつ柔軟なネットワークを構築。

ポイント2

新ネットワーク（2005年6月）

拠点内ネットワーク（レイヤー2網）の構成

拠点事務所

拠点事務所

拠点事務所

拠点事務所

拠点事務所協力会社協力会社

協力会社 協力会社

10M 100M1～5M

大規模拠点

小規模拠点拠点内で複数のVLANを運用して、グループごとに情報を管理。

拠点事務所

VLAN A VLAN B VLAN C

KDDI インターネットKDDI Powered Ethernet extra

サービスイメージ

宅内L3装置まで提供。故障時の切り分けも不要に。

イーサネットインターフェース

WAN設計はKDDIで実施。運用コスト削減を可能に。

アクセスには実績のある『KDDI Powered Ethernet』を活用。広いエリアをカバー。

お客さま宅内

KDDI Powered Ethernet extra網側から宅内L3装置にルート情報を配信高スループットと高スケーラビリティを実現

Layer3

宅内L3装置（extraエッジ）

LAN

WAN（KDDI Powered Ethernet extra提供範囲）

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